2013年06月18日 (火) 17:05 | 編集
天候:豪雨
気温:25℃
Kick off:13:00
〈布陣〉
Kwan 石黒敬司
(間野泰光)
Kevin 坂本桃太郎
井川洋一 名取一樹
(益山秀人)
Pong 内野航平 原 仁志 山下 猛
(渕脇 穣) (二宮義和)
益山秀人
(Hin)
〈レポート〉
数日前からの雨が朝になっても止まず、試合の開催が危惧されたが、両チーム首脳陣の協議の結果、決行することになった。最近のピッチ確保の難しさを考慮し、人工芝だから多少の雨でもやってしまおうという判断だったが、現地に着いた時には雨脚がさらに強くなっており、ピッチそのものが巨大な水たまりのような状態になっていた。
そんなコンディションにありながらも、Ma On Shanまで駆けつけた精鋭は総勢14人。その誰もがこの一戦の重要度をしかと理解しており、試合前のミーティングでは、何よりも気持ちで負けないことを再確認した。ただし、Hinがキックオフに間に合わず、渕脇が後半から到着するとの一報があったものの、守備陣の不安を拭えないままアップに臨むほかなかった。
相手のキックオフで始まった試合は、序盤からJ-Leaguersのペースで推移する。芝生の上まで水浸しになったピッチ上でショートパスこそ回してこないが、裏へのボールやサイドからのクロスで効果的にシューターズを押し込んでいく。そして前半10分には、最終ラインの裏にボールを落とされ、GK益山が必死に飛び出したものの、相手FWに絶妙なループを決められ、先制を許してしまう。
さらにその7分後、今度は自陣からのショートパスが水たまりで止まり、そこから再び裏へのボールを通される。先制点を決めた相手の20番は、駆けつけたばかりのGK Hinとの1対1を冷静に制し、サイドネットにボールを流し込んだ。
「とにかく気持ちで負けないこと」と試合前に話していたが、序盤の2失点に肩を落とすシューターズの面々。それでも前を向こうとした矢先に、決定的な3点目を献上してしまう。左サイドでキープされ、そこから高精度のクロスを送られる。エリア内に走り込んだもう一人の相手FWはDFに身体を寄せられながらも、確実に右足を合わせ、ゴールネットを揺らしたのだった。
後半にはPongを一列上げて、Kevinを右ウイングに配する攻撃的な布陣で臨む。しかし、水浸しのピッチにうまく適応できず、ゴールまでなかなか迫ることができない。何度かFKから惜しい場面を作ったが、フィニッシュまで持ち込めず、時間だけが刻々と過ぎていく。Kwanが右サイドから得意の左足のシュートを放ったが、これも惜しくもバーの上へ飛んでいった。
逆に守備陣は水浸しのピッチにも慣れていき、相手に決定的な場面を与えなかった。そして、後半は両チームともに得点はなく、終了のホイッスルが灰色の空に響いたのだった。
奇しくも、最終スコアはその晩にブラジリアで行われたブラジル対日本戦と同じだった。だが我々シューターズは、メンバーが揃わないなか、出場した選手全員が死力を尽くし、後半だけを見れば、決して完敗したわけではない。総合的な力の差を感じなかったといえば嘘になるが、全選手が持てる力を出したのは事実だ。
しかし、だからこそ、悔やまれる。次のHKJ最終戦こそは、より充実したメンバーで臨めることを、ただただ願うばかりだ。
文/ジョゼ・ヨウリーニョ
〈試合結果〉
Shooters 0-3 J-Leaguers
〈2013HKJ順位表〉
順位 チーム 試 勝点 勝 分 負 得点 失点 得失
1 Jリーガーズ 1 3 1 0 0 3 0 3
2 シューターズ 2 3 1 0 1 3 3 0
3 ブルズ 2 3 1 0 1 3 5 -2
4 パウリスタ 1 0 0 0 1 2 3 -1
〈2013HKJ チーム内得点ランキング〉
1位 本町知貴 2得点
2位 吉村康弘 1得点
気温:25℃
Kick off:13:00
〈布陣〉
Kwan 石黒敬司
(間野泰光)
Kevin 坂本桃太郎
井川洋一 名取一樹
(益山秀人)
Pong 内野航平 原 仁志 山下 猛
(渕脇 穣) (二宮義和)
益山秀人
(Hin)
〈レポート〉
数日前からの雨が朝になっても止まず、試合の開催が危惧されたが、両チーム首脳陣の協議の結果、決行することになった。最近のピッチ確保の難しさを考慮し、人工芝だから多少の雨でもやってしまおうという判断だったが、現地に着いた時には雨脚がさらに強くなっており、ピッチそのものが巨大な水たまりのような状態になっていた。
そんなコンディションにありながらも、Ma On Shanまで駆けつけた精鋭は総勢14人。その誰もがこの一戦の重要度をしかと理解しており、試合前のミーティングでは、何よりも気持ちで負けないことを再確認した。ただし、Hinがキックオフに間に合わず、渕脇が後半から到着するとの一報があったものの、守備陣の不安を拭えないままアップに臨むほかなかった。
相手のキックオフで始まった試合は、序盤からJ-Leaguersのペースで推移する。芝生の上まで水浸しになったピッチ上でショートパスこそ回してこないが、裏へのボールやサイドからのクロスで効果的にシューターズを押し込んでいく。そして前半10分には、最終ラインの裏にボールを落とされ、GK益山が必死に飛び出したものの、相手FWに絶妙なループを決められ、先制を許してしまう。
さらにその7分後、今度は自陣からのショートパスが水たまりで止まり、そこから再び裏へのボールを通される。先制点を決めた相手の20番は、駆けつけたばかりのGK Hinとの1対1を冷静に制し、サイドネットにボールを流し込んだ。
「とにかく気持ちで負けないこと」と試合前に話していたが、序盤の2失点に肩を落とすシューターズの面々。それでも前を向こうとした矢先に、決定的な3点目を献上してしまう。左サイドでキープされ、そこから高精度のクロスを送られる。エリア内に走り込んだもう一人の相手FWはDFに身体を寄せられながらも、確実に右足を合わせ、ゴールネットを揺らしたのだった。
後半にはPongを一列上げて、Kevinを右ウイングに配する攻撃的な布陣で臨む。しかし、水浸しのピッチにうまく適応できず、ゴールまでなかなか迫ることができない。何度かFKから惜しい場面を作ったが、フィニッシュまで持ち込めず、時間だけが刻々と過ぎていく。Kwanが右サイドから得意の左足のシュートを放ったが、これも惜しくもバーの上へ飛んでいった。
逆に守備陣は水浸しのピッチにも慣れていき、相手に決定的な場面を与えなかった。そして、後半は両チームともに得点はなく、終了のホイッスルが灰色の空に響いたのだった。
奇しくも、最終スコアはその晩にブラジリアで行われたブラジル対日本戦と同じだった。だが我々シューターズは、メンバーが揃わないなか、出場した選手全員が死力を尽くし、後半だけを見れば、決して完敗したわけではない。総合的な力の差を感じなかったといえば嘘になるが、全選手が持てる力を出したのは事実だ。
しかし、だからこそ、悔やまれる。次のHKJ最終戦こそは、より充実したメンバーで臨めることを、ただただ願うばかりだ。
文/ジョゼ・ヨウリーニョ
〈試合結果〉
Shooters 0-3 J-Leaguers
〈2013HKJ順位表〉
順位 チーム 試 勝点 勝 分 負 得点 失点 得失
1 Jリーガーズ 1 3 1 0 0 3 0 3
2 シューターズ 2 3 1 0 1 3 3 0
3 ブルズ 2 3 1 0 1 3 5 -2
4 パウリスタ 1 0 0 0 1 2 3 -1
〈2013HKJ チーム内得点ランキング〉
1位 本町知貴 2得点
2位 吉村康弘 1得点
2013年06月04日 (火) 14:45 | 編集
天候:晴れ
気温:32℃
Kick off:19:30
〈布陣〉
本町知貴 小泉 創
(木村幹也)
Kwan 二宮義和
(間野泰光)
井川洋一 原 仁志
(Lung)
Pong 千葉朋広 Fish Pan
(吉村康弘)(Ted)
Hin
〈レポート〉
超高温多湿な天気が続くマカオ……と香港(編集部注:マッチはマカオに住んでいます。知らない人のために)。気の利いたアレンジにより、太陽が完全に沈んだ夜7時半からに設定されたブルズ戦。今季の香港J初戦に向け、集まった精鋭は集中してアップを行い、決戦に臨んでいった。
開始早々、組織的な守備とロングボールを多用した攻撃で、ブルズがシューターズ陣地に食い込んでくる。そんなグイグイ来る相手を、千葉とFishを中心としたSFC守備陣は、鉄壁のディフェンスででガンガン跳ね返す。蹴り込んで裏を狙ってくる相手に対し、決定機を作らせない安定した守備で相手のやる気をそいでいった。
すると前半10分、前線の本町の足下にボールが入る。間髪入れずに2トップを組む小泉天皇の前方50㍍くらいへ無謀なパス。誰もが絶望と共に守備へ切り替えようと下を向く中、天皇だけは止まらない。人類史上最速の男はすでにGKの足下に届いたボールにつっこみ、そのスピードと剣幕に完全におののく相手GKからボールを奪う。
絶望からの奇跡にシューターズ一同の雄叫びが響く中、天皇がゴールに向かってシュート!
放たれたボールは美しい弧を描いてゴールに入る……ことはなく、チロチロ転がり相手DFがクリア。バルサ的な完璧なゴールしか求めない天皇の美学からか、あるいは単に走りすぎて脚がシュートに耐えられなかったのかは本人にしか分からないが、このプレーがシューターズの勢いに火をつける。
相変わらずブルズの攻撃を叩き潰す千葉とFishに加え、1対1で絶対に負けないPongのディフェンスがことごとくブルズの攻撃を跳ね返す。
さらにこの日デビューを迎えたTedについても語るべきだろう。到着してユニフォームも渡していないのに、いきなり上半身を露出し、鍛え上げられた腹筋のバネとその焼けた肌を惜しみなく披露する筋肉マン(編注:いや、見事な身体でしたね。女性ならずとも触ってみたいと思うほど)は、ピッチでも存在感を発揮し、次々に相手からボールを奪う。右サイドのイタリア系アパレルコンビ、“マノ&ニーノ”が筋肉マンからのパスを受けに頻繁に顔を出し、シューターズのボールポゼッションが高まりリズムが出てくる。
そして13分、アグがいつものごとく左サイドをぶっちぎると、中央に走り込む本町の足下にあとは触るだけの優しいグラウンダーのセンタリング。その優しさが本町のブリキの左足を黄金に変えることはなく、ミートしきれずに、チロチロシュートでGKに止められる。それでも、この決定機を迎えたことで、SFCの攻勢が強まる。
さらに15分、そんなアグのキープ力に嫌気がさしたブルズDFは、たまらず後ろからファウルを犯す。そこで走ってきたのは、最終ラインで完璧なリーダーシップを発揮する吉村。丁寧にボールを置く動作に静まり返った会場は固唾を飲んで見守る。そして物理学者を驚かせたあのロベカルを彷彿させる助走から、弾丸キックが放たれる。そのオーラに誰もがゴールを予感したが、ボールは物理学通りにまっすぐゴール枠外左へ。しかし、これがゴールへのオーラを生んだのは間違いない。
内野監督がベンチから絶妙なタイミングでメンバーを交代させ、フレッシュなメンツがグイグイ攻め込み、立て続けにコーナーキックを獲得。こちらも本日がデビューのLungが放たれた鋭いボールをアグがニアでスルーし、ゴール前に鋭く入るボールに反応したのは本町。その反応があまりに鈍く、いたしかたなく右手でゴールにぶち込む。ブルズが一斉に「ハンド!」と叫ぶ中、審判は迷うことなくゴールを認定。SFCは先制点を獲得し、前半を折り返す。
後半は珠海からのフェリーに乗り遅れ、遅刻した幹也をFWに投入。持ち前のキープ力、ゴールへの姿勢がブルズDF陣を翻弄する、そして後半10分には、本町からの裏へのボールに幹也が抜ける。トラップが伸びDFに追いつかれたものの、オシャレなまた抜きでかわす。そして相手がたまらず後ろからファウルし、シューターズはPKを獲得。本町が幹也からボールを強引に奪い、ゴール右にたたきこみ、待望の追加点が生まれた。
その後もシューターズの優勢が続く。井川と原の両ボランチが圧倒的な運動量と絶妙なポジショニングで中盤を支配し、ゲームを組み立てる。それにより前線の幹也や小泉にボールが入るようになり、相手陣地での攻撃が続く。そして後半20分、右サイドでFKを得ると、アグがファーサイドに絶妙なボールを蹴り込む。相手GKが何とかボールをはじき出したが、そんなファーサイドに待っていたのは吉村。こぼれたボールを奪い取り、振り向きざまに逆サイドのネットにぶち込む。ブルズの息の根を止めるにふさわしい豪快なゴールが、この試合を決定づけたのだった。
その後、伝説の右DFウチノの投入によってディフェンスの安定感が増し、まれにあるピンチもHinが難なく押さえる。最後は右サイドのFKから相手の虚をついて後ろから走り込んでくるFishがシュート。その圧倒的な守備能力とプレー範囲で無失点に大きく貢献した男のシュートは、ゴール右端に向かうも相手GKが何とかセーブ。その直後に試合終了の笛が鳴った。
序盤は若干押されかけていたものの、安定したディフェンスで徐々にペースを取り戻し、迫力ある攻撃で得点を重ね、最終的には3-0と貫禄の勝利。我らシューターズこそ、今季の香港J優勝の最有力候補であることを、他チームに認識させた素晴らしい試合であった。
文/本町知貴
〈試合結果〉
Shooters 3-0 Bulls
(本町 33分 45分、吉村 56分)
〈2013HKJ順位表〉
順位 チーム 試 勝点 勝 分 負 得点 失点 得失
1 シューターズ 1 3 1 0 0 3 0 3
2 Jリーガーズ 0 0 0 0 0 0 0 0
3 パウリスタ 0 0 0 0 0 0 0 0
4 ブルズ 1 0 0 0 1 0 3 -3
〈2013HKJ得点ランキング〉
1位 本町知貴 2得点
2位 吉村康弘 1得点
気温:32℃
Kick off:19:30
〈布陣〉
本町知貴 小泉 創
(木村幹也)
Kwan 二宮義和
(間野泰光)
井川洋一 原 仁志
(Lung)
Pong 千葉朋広 Fish Pan
(吉村康弘)(Ted)
Hin
〈レポート〉
超高温多湿な天気が続くマカオ……と香港(編集部注:マッチはマカオに住んでいます。知らない人のために)。気の利いたアレンジにより、太陽が完全に沈んだ夜7時半からに設定されたブルズ戦。今季の香港J初戦に向け、集まった精鋭は集中してアップを行い、決戦に臨んでいった。
開始早々、組織的な守備とロングボールを多用した攻撃で、ブルズがシューターズ陣地に食い込んでくる。そんなグイグイ来る相手を、千葉とFishを中心としたSFC守備陣は、鉄壁のディフェンスででガンガン跳ね返す。蹴り込んで裏を狙ってくる相手に対し、決定機を作らせない安定した守備で相手のやる気をそいでいった。
すると前半10分、前線の本町の足下にボールが入る。間髪入れずに2トップを組む小泉天皇の前方50㍍くらいへ無謀なパス。誰もが絶望と共に守備へ切り替えようと下を向く中、天皇だけは止まらない。人類史上最速の男はすでにGKの足下に届いたボールにつっこみ、そのスピードと剣幕に完全におののく相手GKからボールを奪う。
絶望からの奇跡にシューターズ一同の雄叫びが響く中、天皇がゴールに向かってシュート!
放たれたボールは美しい弧を描いてゴールに入る……ことはなく、チロチロ転がり相手DFがクリア。バルサ的な完璧なゴールしか求めない天皇の美学からか、あるいは単に走りすぎて脚がシュートに耐えられなかったのかは本人にしか分からないが、このプレーがシューターズの勢いに火をつける。
相変わらずブルズの攻撃を叩き潰す千葉とFishに加え、1対1で絶対に負けないPongのディフェンスがことごとくブルズの攻撃を跳ね返す。
さらにこの日デビューを迎えたTedについても語るべきだろう。到着してユニフォームも渡していないのに、いきなり上半身を露出し、鍛え上げられた腹筋のバネとその焼けた肌を惜しみなく披露する筋肉マン(編注:いや、見事な身体でしたね。女性ならずとも触ってみたいと思うほど)は、ピッチでも存在感を発揮し、次々に相手からボールを奪う。右サイドのイタリア系アパレルコンビ、“マノ&ニーノ”が筋肉マンからのパスを受けに頻繁に顔を出し、シューターズのボールポゼッションが高まりリズムが出てくる。
そして13分、アグがいつものごとく左サイドをぶっちぎると、中央に走り込む本町の足下にあとは触るだけの優しいグラウンダーのセンタリング。その優しさが本町のブリキの左足を黄金に変えることはなく、ミートしきれずに、チロチロシュートでGKに止められる。それでも、この決定機を迎えたことで、SFCの攻勢が強まる。
さらに15分、そんなアグのキープ力に嫌気がさしたブルズDFは、たまらず後ろからファウルを犯す。そこで走ってきたのは、最終ラインで完璧なリーダーシップを発揮する吉村。丁寧にボールを置く動作に静まり返った会場は固唾を飲んで見守る。そして物理学者を驚かせたあのロベカルを彷彿させる助走から、弾丸キックが放たれる。そのオーラに誰もがゴールを予感したが、ボールは物理学通りにまっすぐゴール枠外左へ。しかし、これがゴールへのオーラを生んだのは間違いない。
内野監督がベンチから絶妙なタイミングでメンバーを交代させ、フレッシュなメンツがグイグイ攻め込み、立て続けにコーナーキックを獲得。こちらも本日がデビューのLungが放たれた鋭いボールをアグがニアでスルーし、ゴール前に鋭く入るボールに反応したのは本町。その反応があまりに鈍く、いたしかたなく右手でゴールにぶち込む。ブルズが一斉に「ハンド!」と叫ぶ中、審判は迷うことなくゴールを認定。SFCは先制点を獲得し、前半を折り返す。
後半は珠海からのフェリーに乗り遅れ、遅刻した幹也をFWに投入。持ち前のキープ力、ゴールへの姿勢がブルズDF陣を翻弄する、そして後半10分には、本町からの裏へのボールに幹也が抜ける。トラップが伸びDFに追いつかれたものの、オシャレなまた抜きでかわす。そして相手がたまらず後ろからファウルし、シューターズはPKを獲得。本町が幹也からボールを強引に奪い、ゴール右にたたきこみ、待望の追加点が生まれた。
その後もシューターズの優勢が続く。井川と原の両ボランチが圧倒的な運動量と絶妙なポジショニングで中盤を支配し、ゲームを組み立てる。それにより前線の幹也や小泉にボールが入るようになり、相手陣地での攻撃が続く。そして後半20分、右サイドでFKを得ると、アグがファーサイドに絶妙なボールを蹴り込む。相手GKが何とかボールをはじき出したが、そんなファーサイドに待っていたのは吉村。こぼれたボールを奪い取り、振り向きざまに逆サイドのネットにぶち込む。ブルズの息の根を止めるにふさわしい豪快なゴールが、この試合を決定づけたのだった。
その後、伝説の右DFウチノの投入によってディフェンスの安定感が増し、まれにあるピンチもHinが難なく押さえる。最後は右サイドのFKから相手の虚をついて後ろから走り込んでくるFishがシュート。その圧倒的な守備能力とプレー範囲で無失点に大きく貢献した男のシュートは、ゴール右端に向かうも相手GKが何とかセーブ。その直後に試合終了の笛が鳴った。
序盤は若干押されかけていたものの、安定したディフェンスで徐々にペースを取り戻し、迫力ある攻撃で得点を重ね、最終的には3-0と貫禄の勝利。我らシューターズこそ、今季の香港J優勝の最有力候補であることを、他チームに認識させた素晴らしい試合であった。
文/本町知貴
〈試合結果〉
Shooters 3-0 Bulls
(本町 33分 45分、吉村 56分)
〈2013HKJ順位表〉
順位 チーム 試 勝点 勝 分 負 得点 失点 得失
1 シューターズ 1 3 1 0 0 3 0 3
2 Jリーガーズ 0 0 0 0 0 0 0 0
3 パウリスタ 0 0 0 0 0 0 0 0
4 ブルズ 1 0 0 0 1 0 3 -3
〈2013HKJ得点ランキング〉
1位 本町知貴 2得点
2位 吉村康弘 1得点
2013年05月21日 (火) 23:12 | 編集
天候:曇り
気温:30℃(湿度88%)
Kick off: 14:30
〈布陣〉
越智公大 石黒敬司
(三吉亮輔)
加藤新竝 名取一樹
(小林春男) (Kevin)
井川洋一 関口貴之
(Ho)
Pong 橋本 譲 星 哲史 山下 猛
(間野泰光)
Hin
〈レポート〉
先週の大勝の余韻もまだ醒めない中、今日は最終戦でビデオ撮影も入り、メンバーはいつもと違う雰囲気を見せていた。ただ、とにかく暑い。香港の夏の到来を感じさせる蒸し暑さのなか、アップを続ける選手たちの額には大粒の汗が流れていた。
試合前のミーティングでは、「今日の試合で3点差以上の勝利を収めれば、シーズンの得失点差がプラスになるので、それを目指そう」と主将の井川が明確な目標を掲げる。意気込み十分のメンバーは、ピッチへと散っていった。
序盤から、試合はシューターズのペースで進んでいく。6分には、井川のフィードを石黒が競り、こぼれ球を越智が拾って持ち込んだが、惜しくもキーパーに阻まれた。しかし、その3分後には早速先制に成功する。久しぶりの出場ながら、キレのある動きを見せる越智が左サイドを突破して折り返す。ボールを受けた名取は、相手GKの逆を突くトウキックでゴールネットを揺らした!
畳み掛けるシューターズは11分、石黒が持ち込んで一旦はDFに奪われるも、ここで渡してたまるかと、相手のミスからボールを取り返し、逆サイドに見事なシュートを決めて加点。さらに19分には、右サイドで関口が粘って絶妙な縦パスを送る。ここにKevinが走り込んでグラウンダーのクロスをあげると、代わって入ったばかりの三吉が加入後初得点をマーク!
その後も危なげなく試合を進めたシューターズは、いくつかのチャンスを作りながらも、そのまま3-0でハーフタイムを迎えた。ここで気を緩めずそのままのペースでいくこと、疲れたら無理せず早めに交代していくことを確認して、後半に臨んだ。
加入2試合目のKevinが動き回り、右サイドで相手を混乱させると、2トップの越智と石黒も存在感を示す。引き続きドリブル突破が光る越智は、シュートを相手に食らわせるが、惜しくも枠を外れた。ただし、越智の動きからは得点の匂いがプンプンとして、実際に後半4分にはKevinの横パスを受けた後に、DFをかわしてシュート。ボールはファーサイドのネットを揺らし、チーム4点目をゲット!
さらに後半11分、ペナルティーサークルでこぼれ球を拾った越智が、左足でトップコーナーにビューティフルゴールを決めて、スコアは5-0。
そして22分には、筆者が相手GKのこぼれ球をシュートするもボールは枠を超えた。それでも、これが筆者の今シーズン最大の見せ場でした。
その後は、星、加藤、Pong、Hinを中心とした守備陣の奮闘もあり、相手にゴールを与えず、終わってみれば、2試合連続の大勝! 色々とあったシーズンですが、終わりよければすべて良しということで、みんないい顔で一年目のLegal Leagueを締めくくりました。筆者も気分よく深圳への帰路につきました。
<所感>
サッカー経験の少ない私では上手く表現できませんが、サイドからの崩しが機能していたように思います。そしてDF陣も守備だけでなく、攻撃の起点となっていました。本当に気持ちのいい試合でした。今回の相手が弱いということもあるかも知れませんが、強い相手でも今回の様に面子が揃えば、シューターズもきっとやれるはずです。来シーズンもこの調子で行きましょう!
文/小林春男
ハイライト映像はこちら↓
http://www.youtube.com/watch?v=vD3gkVFUZ3I
<試合結果>
Shooters FC 5-0 SiHK
(名取 9分、石黒 11分、三吉 19分、越智 39分 46分)
〈今季最終成績〉
2012-13 Legal League Division 2
9位 勝ち点24 7勝3分12敗 得点42失点40
http://www.legalleague.net/seasons.php
〈今季チーム内ランキング〉
【得点】
1位 松本晴人 11ゴール
2位 本町知貴 4ゴール
石黒敬司
4位 松本桂一 3ゴール
越智公大
6位 小泉 創 2ゴール
Kwan
Kevin
9位 大瀧 準 1ゴール
Ken
吉村康弘
Kwong
木村幹也
西井敏之
千葉朋広
坂本桃太郎
川端勇介
渕脇 穣
原 仁志
関口貴之
名取一樹
三吉亮輔
【アシスト】
1位 井川洋一 3アシスト
関口貴之
木村幹也
石黒敬司
5位 原 仁志 2アシスト
Kwan
松本晴人
加藤新竝
9位 東園 剛 1アシスト
二宮義和
小泉 創
坂本桃太郎
岩井充彦
田口聖教
本町知貴
名取一樹
越智公大
Kevin
気温:30℃(湿度88%)
Kick off: 14:30
〈布陣〉
越智公大 石黒敬司
(三吉亮輔)
加藤新竝 名取一樹
(小林春男) (Kevin)
井川洋一 関口貴之
(Ho)
Pong 橋本 譲 星 哲史 山下 猛
(間野泰光)
Hin
〈レポート〉
先週の大勝の余韻もまだ醒めない中、今日は最終戦でビデオ撮影も入り、メンバーはいつもと違う雰囲気を見せていた。ただ、とにかく暑い。香港の夏の到来を感じさせる蒸し暑さのなか、アップを続ける選手たちの額には大粒の汗が流れていた。
試合前のミーティングでは、「今日の試合で3点差以上の勝利を収めれば、シーズンの得失点差がプラスになるので、それを目指そう」と主将の井川が明確な目標を掲げる。意気込み十分のメンバーは、ピッチへと散っていった。
序盤から、試合はシューターズのペースで進んでいく。6分には、井川のフィードを石黒が競り、こぼれ球を越智が拾って持ち込んだが、惜しくもキーパーに阻まれた。しかし、その3分後には早速先制に成功する。久しぶりの出場ながら、キレのある動きを見せる越智が左サイドを突破して折り返す。ボールを受けた名取は、相手GKの逆を突くトウキックでゴールネットを揺らした!
畳み掛けるシューターズは11分、石黒が持ち込んで一旦はDFに奪われるも、ここで渡してたまるかと、相手のミスからボールを取り返し、逆サイドに見事なシュートを決めて加点。さらに19分には、右サイドで関口が粘って絶妙な縦パスを送る。ここにKevinが走り込んでグラウンダーのクロスをあげると、代わって入ったばかりの三吉が加入後初得点をマーク!
その後も危なげなく試合を進めたシューターズは、いくつかのチャンスを作りながらも、そのまま3-0でハーフタイムを迎えた。ここで気を緩めずそのままのペースでいくこと、疲れたら無理せず早めに交代していくことを確認して、後半に臨んだ。
加入2試合目のKevinが動き回り、右サイドで相手を混乱させると、2トップの越智と石黒も存在感を示す。引き続きドリブル突破が光る越智は、シュートを相手に食らわせるが、惜しくも枠を外れた。ただし、越智の動きからは得点の匂いがプンプンとして、実際に後半4分にはKevinの横パスを受けた後に、DFをかわしてシュート。ボールはファーサイドのネットを揺らし、チーム4点目をゲット!
さらに後半11分、ペナルティーサークルでこぼれ球を拾った越智が、左足でトップコーナーにビューティフルゴールを決めて、スコアは5-0。
そして22分には、筆者が相手GKのこぼれ球をシュートするもボールは枠を超えた。それでも、これが筆者の今シーズン最大の見せ場でした。
その後は、星、加藤、Pong、Hinを中心とした守備陣の奮闘もあり、相手にゴールを与えず、終わってみれば、2試合連続の大勝! 色々とあったシーズンですが、終わりよければすべて良しということで、みんないい顔で一年目のLegal Leagueを締めくくりました。筆者も気分よく深圳への帰路につきました。
<所感>
サッカー経験の少ない私では上手く表現できませんが、サイドからの崩しが機能していたように思います。そしてDF陣も守備だけでなく、攻撃の起点となっていました。本当に気持ちのいい試合でした。今回の相手が弱いということもあるかも知れませんが、強い相手でも今回の様に面子が揃えば、シューターズもきっとやれるはずです。来シーズンもこの調子で行きましょう!
文/小林春男
ハイライト映像はこちら↓
http://www.youtube.com/watch?v=vD3gkVFUZ3I
<試合結果>
Shooters FC 5-0 SiHK
(名取 9分、石黒 11分、三吉 19分、越智 39分 46分)
〈今季最終成績〉
2012-13 Legal League Division 2
9位 勝ち点24 7勝3分12敗 得点42失点40
http://www.legalleague.net/seasons.php
〈今季チーム内ランキング〉
【得点】
1位 松本晴人 11ゴール
2位 本町知貴 4ゴール
石黒敬司
4位 松本桂一 3ゴール
越智公大
6位 小泉 創 2ゴール
Kwan
Kevin
9位 大瀧 準 1ゴール
Ken
吉村康弘
Kwong
木村幹也
西井敏之
千葉朋広
坂本桃太郎
川端勇介
渕脇 穣
原 仁志
関口貴之
名取一樹
三吉亮輔
【アシスト】
1位 井川洋一 3アシスト
関口貴之
木村幹也
石黒敬司
5位 原 仁志 2アシスト
Kwan
松本晴人
加藤新竝
9位 東園 剛 1アシスト
二宮義和
小泉 創
坂本桃太郎
岩井充彦
田口聖教
本町知貴
名取一樹
越智公大
Kevin
2013年05月19日 (日) 22:29 | 編集
天候:曇り
Kick off:14:30(35分ハーフ)
〈布陣〉
松本晴人 石黒敬司
(木村幹也)
加藤新竝 名取一樹
(Kevin)
井川洋一 関口貴之
Pong 原 仁志 千葉朋広 倉田昌彦
(間野泰光)
Hin
〈レポート〉
この週はほとんどの日が雲に覆われ、突然雨が降ったりする香港らしい天候の日が続いた。試合前日の夜も突如の雨。再び試合が雨で流れることを懸念していた人もいただろうと思う。
ところが当日は雨も止み、試合前には晴れて強い日差しが照りつけ、気温は28度を越えて、個人的にはチーム加入以来、もっとも厳しい気候での試合となった。実際、少しのストレッチングを行っただけで汗が噴出してきた。
今回の相手はCorinthians。鮮やかなオレンジ色のユニホームが特徴的で、自らのこと”オレンジ”と呼んでいるのが印象的だった。小泉のプレビューにもあった通りランキングはShootersと均衡しているが、欧米人主体で体の大きな選手が多く、フィジカルでは十分に注意の必要な相手である。
この相手に勝つためには必要なのは、常に心掛けていることの徹底。試合前に主将の井川からメンバーに徹底すべき点が再度伝えられた。球際の厳しさ、速いプレス、ボールを持った仲間へのフォロー、コンパクトサッカー、コーチング……。その言葉を聞いた精鋭たちが、ピッチへ向かっていった。
Shootersのキックオフから、下げたパスを井川が前線へ放り込みそこへ筆者が走る。空しくもボールはキーパーの手へと入ってしまうが、個人的にはスピードとフィジカルを鍛え、こういったボールをチャンスへ繋げられるようにしたい。このプレーを含め、開始5分で今回の相手のプレッシャーは今までのチームと比較して、厳しいものではないと感じた。同時にひと月ぶりにプレーする自らのカラダがあまりにも重く感じた。
相手キーパーのフィードも安定したものではない印象を受けたし、相手の中盤のパスワークも特に目を見張るものは感じられなかったのは小泉のプレビューそのままだった。
原を中心にShooters DF陣も余裕を持ってマンツーマンで付くことが出来ていたし、関口、井川のボランチも良いバランスを保ち、相手にスペースを与えず早めに攻撃の芽を潰していた。相手はサイドから崩すタイプでもなかったので、下がり目のボランチに入った井川とCBの原、千葉の安定した守備もあって怖さを感じることはなかった。
攻撃面では相手がスペースを与えてくれていたし、プレスもそこまでタイトではなかったので、チャンスを作ることが出来ていた。度々、井川と関口からスルーパスが前線とサイドへ供給されていた。
前半8分、 井川からのスルーパスを受けた筆者が、フリーでシュートを放つがミートせず、枠を外れ左へと流れていく。さらに前半11分 、関口が右サイドへ流れ、深いところからの絶妙のセンターリングに走りこんだ筆者が、相手DFを背負いゴール前で合わせるがこれも左へと外れる。この時点で練習不足、コンディション調整不足が露呈してしまった。
前半14分、筆者がゴール前でスルーパスを受け、フォローに入った加藤へ落とし、加藤がシュートを放つも枠外へ。シューターズはその後も右サイドのスペースを狙い、そこから打開しようとする。16分にはさらに筆者が中盤で流れたボールを受けてシュートを放つが、またもボールは力なくさらに枠外へ。Shootersに嫌なムードが流れたような気がした(本当にすみません。この場を借りてお詫びいたします/編集部:トライしたミスは気にせずに。どんどん打っていこう!)。
この嫌な雰囲気を払拭してくれたのは、加藤と松本だった。加藤からのパスを受けた松本が、いつもどおりに冷静にゴールへ蹴りこみ、シューターズに先制点をもたらしたのだ!
前半終了が近づくと、互いに疲労の色が見え始め、ピッチにスペースが生まれ、プレスも弱くなっていった。中盤ではフリーでボールを持つ機会が増えていったが、なぜかゴールは遠い。途中出場の木村が抜群のボディバランスでボールをキープし、幾度かシュートを放つがゴールにはいたらず。
後半終了間際の31分、疲れの見え始めたShootersのスペースにオレンジのFWが切り込んでシュートを放ち、同点に追いつかれてしまう。流れは悪くなかったが、前半は1-1の同点で終了した。
スペースがあり、ボールも回せているのにドローで終わってしまったのは、筆者がシュートを3本も外したのが大きな要因である、というのは言わずもがな……。個人的にはそれでももっと点が取れて良いのではないかという思いだった。しかし、暑い。体力勝負になることはわかっていたし、人員的にもそれほど余裕のないこの日のShootersは、各々が踏ん張るしかなかった。
勝利を手にするため、後半は前線を松本と木村の2トップに、ボランチコンビを井川と関口にいま一度戻して臨んだ。
後半もスペースのある展開に変わりはなかった。そんな中、キレのある動きを見せたのは前半途中に仕事の昼休みを使って駆けつけてきた木村だった。前半早々の40分、パス&ゴーで中央から右サイドまで流れていった木村が、ゴールライン付近まで抉ってセンタリングを上げる。その絶妙のセンタリングに、石黒が敵のプレスをものともせずに豪快なジャンピングヘッドを合わせ、最高のゴールと最高のガッツポーズを披露。右SBに入った筆者から見ていても、あの風景はとても素敵だった。
その後もスペースが出来た敵陣では関口が起点となり、前線と左右に面白いように展開する。そして46分、木村がサイドでキープしたボールを中央に入れ、フリーの関口が受けて冷静にゴールに流し込んだ。さらに50分には、相手守備陣の裏に出たボールに石黒が追いつき中央に折り返すと、ここも生粋のゴールハンター・松本が確実に仕留めた。
対するCorinthiansも、何度かカウンターを繰り出したが、原と加藤のCBがコンビが危なげなく対応していた。ところが55分、筆者の守る右サイドから相手2人に崩され失点してしまう。個人的に、今日は本当にいいところがない。情けない気持ちになった筆者だった。
この時点でスコアは4-2。
この頃から、暑さと時間が選手たちの足を止め、敵陣のスペースはさらに空いて見えた。スペースに走りこめばチャンスはやってくる。そう思った矢先の53分、加藤が中央でボールを受けKevinへスルーパス。初参戦の若き香港人ウイングはこれを難なく決めてくれた。その後もスペースだらけの敵陣にKevinがするりと抜け出し、キーパーとの1対1の場面でゴールへのパスとも言える冷静なシュートでさらに本日2点目。筆者はこの決定力が欲しい……。
その後、スタミナ切れの相手に容赦なくShootersは攻め続け、またも木村のパスから、松本が一度は戻りながらも強烈なミドルを突き刺して、ハットトリックを達成。しかし、この方はいつでも点が取れるのだなと、あらためて脱帽した。
この日の完勝はチームとして嬉しいかぎりだが、自分自身は調整不足が露呈されたので、今後はしっかり整えて試合に臨みたい。本当に勝って良かった。
この試合で思ったのは、メンバーが少ないとベンチからの声も少ないし、マッチレポートの記録も難儀だということ。メンバー数そのものは多いShooters。それぞれにもっとサッカーへのプライオリティーを上げ、幹部が呼びかけなくてもしっかりと面子が揃い、いい試合をして、勝って、旨い酒を呑みましょう。
筆者はそのためにもしっかり調整して臨みます。
文/カズ
<試合結果>
Shooters FC 7-2 Corinthians
(松本晴 18分 50分 65分、石黒 40分、関口 44分、Kevin 53分 59分)
〈今季成績〉
2012-13 Legal League Division 2
9位 勝ち点21 6勝3分12敗 得点37失点40
http://www.legalleague.net/seasons.php
〈今季チーム内ランキング〉
【得点】
1位 松本晴人 11ゴール
2位 本町知貴 4ゴール
3位 松本桂一 3ゴール
石黒敬司
5位 小泉 創 2ゴール
Kwan
Kevin
8位 大瀧 準 1ゴール
越智公大
Ken
吉村康弘
Kwong
木村幹也
西井敏之
千葉朋広
坂本桃太郎
川端勇介
渕脇 穣
原 仁志
関口貴之
【アシスト】
1位 井川洋一 3アシスト
関口貴之
木村幹也
石黒敬司
5位 原 仁志 2アシスト
Kwan
松本晴人
加藤新竝
9位 東園 剛 1アシスト
二宮義和
小泉 創
坂本桃太郎
岩井充彦
田口聖教
本町知貴
名取一樹
Kick off:14:30(35分ハーフ)
〈布陣〉
松本晴人 石黒敬司
(木村幹也)
加藤新竝 名取一樹
(Kevin)
井川洋一 関口貴之
Pong 原 仁志 千葉朋広 倉田昌彦
(間野泰光)
Hin
〈レポート〉
この週はほとんどの日が雲に覆われ、突然雨が降ったりする香港らしい天候の日が続いた。試合前日の夜も突如の雨。再び試合が雨で流れることを懸念していた人もいただろうと思う。
ところが当日は雨も止み、試合前には晴れて強い日差しが照りつけ、気温は28度を越えて、個人的にはチーム加入以来、もっとも厳しい気候での試合となった。実際、少しのストレッチングを行っただけで汗が噴出してきた。
今回の相手はCorinthians。鮮やかなオレンジ色のユニホームが特徴的で、自らのこと”オレンジ”と呼んでいるのが印象的だった。小泉のプレビューにもあった通りランキングはShootersと均衡しているが、欧米人主体で体の大きな選手が多く、フィジカルでは十分に注意の必要な相手である。
この相手に勝つためには必要なのは、常に心掛けていることの徹底。試合前に主将の井川からメンバーに徹底すべき点が再度伝えられた。球際の厳しさ、速いプレス、ボールを持った仲間へのフォロー、コンパクトサッカー、コーチング……。その言葉を聞いた精鋭たちが、ピッチへ向かっていった。
Shootersのキックオフから、下げたパスを井川が前線へ放り込みそこへ筆者が走る。空しくもボールはキーパーの手へと入ってしまうが、個人的にはスピードとフィジカルを鍛え、こういったボールをチャンスへ繋げられるようにしたい。このプレーを含め、開始5分で今回の相手のプレッシャーは今までのチームと比較して、厳しいものではないと感じた。同時にひと月ぶりにプレーする自らのカラダがあまりにも重く感じた。
相手キーパーのフィードも安定したものではない印象を受けたし、相手の中盤のパスワークも特に目を見張るものは感じられなかったのは小泉のプレビューそのままだった。
原を中心にShooters DF陣も余裕を持ってマンツーマンで付くことが出来ていたし、関口、井川のボランチも良いバランスを保ち、相手にスペースを与えず早めに攻撃の芽を潰していた。相手はサイドから崩すタイプでもなかったので、下がり目のボランチに入った井川とCBの原、千葉の安定した守備もあって怖さを感じることはなかった。
攻撃面では相手がスペースを与えてくれていたし、プレスもそこまでタイトではなかったので、チャンスを作ることが出来ていた。度々、井川と関口からスルーパスが前線とサイドへ供給されていた。
前半8分、 井川からのスルーパスを受けた筆者が、フリーでシュートを放つがミートせず、枠を外れ左へと流れていく。さらに前半11分 、関口が右サイドへ流れ、深いところからの絶妙のセンターリングに走りこんだ筆者が、相手DFを背負いゴール前で合わせるがこれも左へと外れる。この時点で練習不足、コンディション調整不足が露呈してしまった。
前半14分、筆者がゴール前でスルーパスを受け、フォローに入った加藤へ落とし、加藤がシュートを放つも枠外へ。シューターズはその後も右サイドのスペースを狙い、そこから打開しようとする。16分にはさらに筆者が中盤で流れたボールを受けてシュートを放つが、またもボールは力なくさらに枠外へ。Shootersに嫌なムードが流れたような気がした(本当にすみません。この場を借りてお詫びいたします/編集部:トライしたミスは気にせずに。どんどん打っていこう!)。
この嫌な雰囲気を払拭してくれたのは、加藤と松本だった。加藤からのパスを受けた松本が、いつもどおりに冷静にゴールへ蹴りこみ、シューターズに先制点をもたらしたのだ!
前半終了が近づくと、互いに疲労の色が見え始め、ピッチにスペースが生まれ、プレスも弱くなっていった。中盤ではフリーでボールを持つ機会が増えていったが、なぜかゴールは遠い。途中出場の木村が抜群のボディバランスでボールをキープし、幾度かシュートを放つがゴールにはいたらず。
後半終了間際の31分、疲れの見え始めたShootersのスペースにオレンジのFWが切り込んでシュートを放ち、同点に追いつかれてしまう。流れは悪くなかったが、前半は1-1の同点で終了した。
スペースがあり、ボールも回せているのにドローで終わってしまったのは、筆者がシュートを3本も外したのが大きな要因である、というのは言わずもがな……。個人的にはそれでももっと点が取れて良いのではないかという思いだった。しかし、暑い。体力勝負になることはわかっていたし、人員的にもそれほど余裕のないこの日のShootersは、各々が踏ん張るしかなかった。
勝利を手にするため、後半は前線を松本と木村の2トップに、ボランチコンビを井川と関口にいま一度戻して臨んだ。
後半もスペースのある展開に変わりはなかった。そんな中、キレのある動きを見せたのは前半途中に仕事の昼休みを使って駆けつけてきた木村だった。前半早々の40分、パス&ゴーで中央から右サイドまで流れていった木村が、ゴールライン付近まで抉ってセンタリングを上げる。その絶妙のセンタリングに、石黒が敵のプレスをものともせずに豪快なジャンピングヘッドを合わせ、最高のゴールと最高のガッツポーズを披露。右SBに入った筆者から見ていても、あの風景はとても素敵だった。
その後もスペースが出来た敵陣では関口が起点となり、前線と左右に面白いように展開する。そして46分、木村がサイドでキープしたボールを中央に入れ、フリーの関口が受けて冷静にゴールに流し込んだ。さらに50分には、相手守備陣の裏に出たボールに石黒が追いつき中央に折り返すと、ここも生粋のゴールハンター・松本が確実に仕留めた。
対するCorinthiansも、何度かカウンターを繰り出したが、原と加藤のCBがコンビが危なげなく対応していた。ところが55分、筆者の守る右サイドから相手2人に崩され失点してしまう。個人的に、今日は本当にいいところがない。情けない気持ちになった筆者だった。
この時点でスコアは4-2。
この頃から、暑さと時間が選手たちの足を止め、敵陣のスペースはさらに空いて見えた。スペースに走りこめばチャンスはやってくる。そう思った矢先の53分、加藤が中央でボールを受けKevinへスルーパス。初参戦の若き香港人ウイングはこれを難なく決めてくれた。その後もスペースだらけの敵陣にKevinがするりと抜け出し、キーパーとの1対1の場面でゴールへのパスとも言える冷静なシュートでさらに本日2点目。筆者はこの決定力が欲しい……。
その後、スタミナ切れの相手に容赦なくShootersは攻め続け、またも木村のパスから、松本が一度は戻りながらも強烈なミドルを突き刺して、ハットトリックを達成。しかし、この方はいつでも点が取れるのだなと、あらためて脱帽した。
この日の完勝はチームとして嬉しいかぎりだが、自分自身は調整不足が露呈されたので、今後はしっかり整えて試合に臨みたい。本当に勝って良かった。
この試合で思ったのは、メンバーが少ないとベンチからの声も少ないし、マッチレポートの記録も難儀だということ。メンバー数そのものは多いShooters。それぞれにもっとサッカーへのプライオリティーを上げ、幹部が呼びかけなくてもしっかりと面子が揃い、いい試合をして、勝って、旨い酒を呑みましょう。
筆者はそのためにもしっかり調整して臨みます。
文/カズ
<試合結果>
Shooters FC 7-2 Corinthians
(松本晴 18分 50分 65分、石黒 40分、関口 44分、Kevin 53分 59分)
〈今季成績〉
2012-13 Legal League Division 2
9位 勝ち点21 6勝3分12敗 得点37失点40
http://www.legalleague.net/seasons.php
〈今季チーム内ランキング〉
【得点】
1位 松本晴人 11ゴール
2位 本町知貴 4ゴール
3位 松本桂一 3ゴール
石黒敬司
5位 小泉 創 2ゴール
Kwan
Kevin
8位 大瀧 準 1ゴール
越智公大
Ken
吉村康弘
Kwong
木村幹也
西井敏之
千葉朋広
坂本桃太郎
川端勇介
渕脇 穣
原 仁志
関口貴之
【アシスト】
1位 井川洋一 3アシスト
関口貴之
木村幹也
石黒敬司
5位 原 仁志 2アシスト
Kwan
松本晴人
加藤新竝
9位 東園 剛 1アシスト
二宮義和
小泉 創
坂本桃太郎
岩井充彦
田口聖教
本町知貴
名取一樹
2013年05月15日 (水) 18:40 | 編集
天気:晴
Kick off: 16:30(35分ハーフ)
〈布陣〉
小泉 創
(谷本了一)
Kwan 石黒敬司 松本桂一
(三吉亮輔) (山下 猛) (小林春男)
原 仁志 井川洋一
(橋本 譲)
今井雄一郎 田口聖教 吉村康弘 渕脇 穣
(豊田統士) (内野航平)
Hin
〈レポート〉
雨天順延により3週間ぶりの公式戦となったLegal League第20節のRuby Murrays戦。暑くもなく寒くもなくちょうどいい気候で、筆者としては勝って香港最終戦を飾りたいところ。
試合前のミーティングは前回の敗因分析から。試合は0-3で負けたが、力の差はそんなに感じなかった。防げた失点もあったため、集中すること。また、気持ちで負けないように(ようくん、いいこと言うねー)。戦術的には小泉、石黒を起点にKwanのサイドから崩していく形を共通理解として確認。筆者は以前に「2点とる」と言ってみたら点が取れたことがあったため、ハットトリック宣言でゲンを担いで試合に臨んだ。
前半はシューターズのペースで推移する。Hinからのフィードに小泉、石黒が競ったこぼれ球をKwanが持ち込む。最近調子を上げてきているKwanは、左サイドで大きな存在感を放っている。また、中盤からもダイレクトパスが通り、前に強い相手ディフェンダーの背後を狙うが、最後のところで相手に体を張って阻止されるという展開。
1つ目の決定機はその左サイドからのクロスから生まれた。渕脇のクロスをゴールキーパーがキャッチミス! こぼれ球に詰めた小泉がシュートを狙うが、これは相手ディフェンスの懸命なプレーに阻止された。また、コーナーキックではKwanが二アサイドに速くて正確なボールを供給。ニアに走りこんだ松本がちょっとでも触れば……という場面が何度もあったが、あと一歩のところで届かない。
そんなシューターズに先制点をもたらしたのは“Mr. ハッピーバレー#6”。Kwanからのコーナーキックは、一度相手にはじかれたものの、エリア付近で待ち受ける原の元へ。難しいタイミングに見えたボールだったが、何でもないことのように原がハーフボレーで合わせ、「今年もシーズンベストゴールはもらったぜ!」と言わんばかりに、鋭いシュートを相手ゴールに突き刺した(※編集部注:原さんは昨季、このピッチで行われた雨の振るHong Kong Krauts戦で、強烈なボレーを突き刺し、プシュカシュ賞[ベストゴール賞]を受賞)。
リードをさらに広げるべく、シューターズは20分すぎから疲れの見えるアタッカー陣に代えて谷本、山下らフレッシュな選手を送り込む。1点のビハインドを負った相手は、サイド攻撃に活路を見出す。しつこくサイドを突くことでセンターバックのカバーに回ったシューターズの中盤を下げさせ、徐々に中盤を支配する。逆にシューターズは1点リードの余裕もあったのか、特に中盤から前のポジションで寄せの甘い場面が目立つ。ディフェンスラインの深い位置まで攻めこまれ、最後のところで何とかクリア……といった場面が増えていった。
そして前半30分(ぐらい)、相手の波状攻撃についに同点ゴールを許してしまう。右サイドの選手が体格を活かし、キープしてからのシュート。ディフェンス、キーパーがなんとかはじいたところを左から詰められゴール。その後、ゲームは再び膠着状態に入り、1-1のまま前半を終える。
ハーフタイム、キャプテン井川を中心に各自から意見が飛び交う。体を張る、気持ちで負けない。そうしたところを改めて確認したうえで、修正点を指摘しあうなか、「こういうのも最後かー…」と筆者は感傷に浸っていた。
後半、体力が落ちてきたことで中盤のスペースが広がり、パスがつながりやすくなってきた……が、そうなると意外と弱いシューターズ。前半よりも深いディフェンスラインでタテに速いサッカーを封じられてしまうが、なかなか修正できない。相手はゴールキックの処理にも慣れてきており、前半に比べてゴールが遠い印象。後半の20分ごろからは、相手キーパーのヨボヨボ加減に「シュートさえ打てば」と思うものの、なかなかいい形で前を向けない。
逆に相手は血気盛んなウイングの21番を中心に、ドリブルとラフプレーでSFCディフェンスをかき乱す。あちこちでやり合ううちに、どこか浮き足立ってしまったように見えたのは結果論か……。そして、膠着状態のゲームを動かしたのはその21番だった。疲れの見えるおじさんたちを振り回し、ドリブル突破からゴール。最後の最後にシューターズは逆転を許してしまった。
その後は田口を前に上げ、パワープレーを狙うもののうまくつながらず、そのまま試合を終え、1-2での敗戦となった。
〈総評〉
前半目立った寄せの甘さも後半には修正され、意思統一ができていたと思います。後半は攻撃が課題だったんじゃないかと感じました。シューターズの悪い癖として、タテに攻め急いで攻撃が単調になりがちなところがあるような気がします。また、シンプルな攻撃ばかりしすぎて結果的に守る時間が長くなってしまっているような気も。相手ディフェンスの前のスペースやサイドを上手く使って攻撃のリズムを変えられれば、もう少し攻撃の時間が増え、体力的にも余裕を持った形でサッカーができるんじゃないかと思います。
これからも頑張ってください……と他人事みたいになってしまうのが寂しいですが、また一緒にサッカーしましょう。
文/松本桂一
<試合結果>
Shooters FC 1-2 Ruby Murrays
(原 15分)
〈今季成績〉
2012-13 Legal League Division 2
10位 勝ち点18 5勝3分12敗 得点30失点38
http://www.legalleague.net/seasons.php
〈今季チーム内ランキング〉
【得点】
1位 松本晴人 8ゴール
2位 本町知貴 4ゴール
3位 松本桂一 3ゴール
4位 石黒敬司 2ゴール
小泉 創
Kwan
7位 大瀧 準 1ゴール
越智公大
Ken
吉村康弘
Kwong
木村幹也
西井敏之
千葉朋広
坂本桃太郎
川端勇介
渕脇 穣
原 仁志
【アシスト】
1位 井川洋一 3アシスト
関口貴之
3位 石黒敬司 2アシスト
原 仁志
Kwan
松本晴人
7位 東園 剛 1アシスト
二宮義和
小泉 創
坂本桃太郎
岩井充彦
田口聖教
本町知貴
名取一樹
Kick off: 16:30(35分ハーフ)
〈布陣〉
小泉 創
(谷本了一)
Kwan 石黒敬司 松本桂一
(三吉亮輔) (山下 猛) (小林春男)
原 仁志 井川洋一
(橋本 譲)
今井雄一郎 田口聖教 吉村康弘 渕脇 穣
(豊田統士) (内野航平)
Hin
〈レポート〉
雨天順延により3週間ぶりの公式戦となったLegal League第20節のRuby Murrays戦。暑くもなく寒くもなくちょうどいい気候で、筆者としては勝って香港最終戦を飾りたいところ。
試合前のミーティングは前回の敗因分析から。試合は0-3で負けたが、力の差はそんなに感じなかった。防げた失点もあったため、集中すること。また、気持ちで負けないように(ようくん、いいこと言うねー)。戦術的には小泉、石黒を起点にKwanのサイドから崩していく形を共通理解として確認。筆者は以前に「2点とる」と言ってみたら点が取れたことがあったため、ハットトリック宣言でゲンを担いで試合に臨んだ。
前半はシューターズのペースで推移する。Hinからのフィードに小泉、石黒が競ったこぼれ球をKwanが持ち込む。最近調子を上げてきているKwanは、左サイドで大きな存在感を放っている。また、中盤からもダイレクトパスが通り、前に強い相手ディフェンダーの背後を狙うが、最後のところで相手に体を張って阻止されるという展開。
1つ目の決定機はその左サイドからのクロスから生まれた。渕脇のクロスをゴールキーパーがキャッチミス! こぼれ球に詰めた小泉がシュートを狙うが、これは相手ディフェンスの懸命なプレーに阻止された。また、コーナーキックではKwanが二アサイドに速くて正確なボールを供給。ニアに走りこんだ松本がちょっとでも触れば……という場面が何度もあったが、あと一歩のところで届かない。
そんなシューターズに先制点をもたらしたのは“Mr. ハッピーバレー#6”。Kwanからのコーナーキックは、一度相手にはじかれたものの、エリア付近で待ち受ける原の元へ。難しいタイミングに見えたボールだったが、何でもないことのように原がハーフボレーで合わせ、「今年もシーズンベストゴールはもらったぜ!」と言わんばかりに、鋭いシュートを相手ゴールに突き刺した(※編集部注:原さんは昨季、このピッチで行われた雨の振るHong Kong Krauts戦で、強烈なボレーを突き刺し、プシュカシュ賞[ベストゴール賞]を受賞)。
リードをさらに広げるべく、シューターズは20分すぎから疲れの見えるアタッカー陣に代えて谷本、山下らフレッシュな選手を送り込む。1点のビハインドを負った相手は、サイド攻撃に活路を見出す。しつこくサイドを突くことでセンターバックのカバーに回ったシューターズの中盤を下げさせ、徐々に中盤を支配する。逆にシューターズは1点リードの余裕もあったのか、特に中盤から前のポジションで寄せの甘い場面が目立つ。ディフェンスラインの深い位置まで攻めこまれ、最後のところで何とかクリア……といった場面が増えていった。
そして前半30分(ぐらい)、相手の波状攻撃についに同点ゴールを許してしまう。右サイドの選手が体格を活かし、キープしてからのシュート。ディフェンス、キーパーがなんとかはじいたところを左から詰められゴール。その後、ゲームは再び膠着状態に入り、1-1のまま前半を終える。
ハーフタイム、キャプテン井川を中心に各自から意見が飛び交う。体を張る、気持ちで負けない。そうしたところを改めて確認したうえで、修正点を指摘しあうなか、「こういうのも最後かー…」と筆者は感傷に浸っていた。
後半、体力が落ちてきたことで中盤のスペースが広がり、パスがつながりやすくなってきた……が、そうなると意外と弱いシューターズ。前半よりも深いディフェンスラインでタテに速いサッカーを封じられてしまうが、なかなか修正できない。相手はゴールキックの処理にも慣れてきており、前半に比べてゴールが遠い印象。後半の20分ごろからは、相手キーパーのヨボヨボ加減に「シュートさえ打てば」と思うものの、なかなかいい形で前を向けない。
逆に相手は血気盛んなウイングの21番を中心に、ドリブルとラフプレーでSFCディフェンスをかき乱す。あちこちでやり合ううちに、どこか浮き足立ってしまったように見えたのは結果論か……。そして、膠着状態のゲームを動かしたのはその21番だった。疲れの見えるおじさんたちを振り回し、ドリブル突破からゴール。最後の最後にシューターズは逆転を許してしまった。
その後は田口を前に上げ、パワープレーを狙うもののうまくつながらず、そのまま試合を終え、1-2での敗戦となった。
〈総評〉
前半目立った寄せの甘さも後半には修正され、意思統一ができていたと思います。後半は攻撃が課題だったんじゃないかと感じました。シューターズの悪い癖として、タテに攻め急いで攻撃が単調になりがちなところがあるような気がします。また、シンプルな攻撃ばかりしすぎて結果的に守る時間が長くなってしまっているような気も。相手ディフェンスの前のスペースやサイドを上手く使って攻撃のリズムを変えられれば、もう少し攻撃の時間が増え、体力的にも余裕を持った形でサッカーができるんじゃないかと思います。
これからも頑張ってください……と他人事みたいになってしまうのが寂しいですが、また一緒にサッカーしましょう。
文/松本桂一
<試合結果>
Shooters FC 1-2 Ruby Murrays
(原 15分)
〈今季成績〉
2012-13 Legal League Division 2
10位 勝ち点18 5勝3分12敗 得点30失点38
http://www.legalleague.net/seasons.php
〈今季チーム内ランキング〉
【得点】
1位 松本晴人 8ゴール
2位 本町知貴 4ゴール
3位 松本桂一 3ゴール
4位 石黒敬司 2ゴール
小泉 創
Kwan
7位 大瀧 準 1ゴール
越智公大
Ken
吉村康弘
Kwong
木村幹也
西井敏之
千葉朋広
坂本桃太郎
川端勇介
渕脇 穣
原 仁志
【アシスト】
1位 井川洋一 3アシスト
関口貴之
3位 石黒敬司 2アシスト
原 仁志
Kwan
松本晴人
7位 東園 剛 1アシスト
二宮義和
小泉 創
坂本桃太郎
岩井充彦
田口聖教
本町知貴
名取一樹

