Shooters FC
We are crazy about football! No one can stop us! (日本人サッカーチーム in 香港)
2011-12 FFL第16節 vs GE 2012.3.18 @Tuen Wan RP
2012年03月21日 (水) 12:07 | 編集
2011-12 FFL第16節 vs GE (40分ハーフ)


         倉田昌彦
       (25分 岩井充彦)
       (50分 益山秀人)

Kwan       加藤厚志      二宮義和
      (41分 小泉 創)  (41分 松本桂一)

      井川洋一  三竹美彦
           (41分 Pan)

脇 信輔  豊田統士  武田誠司   原 仁志

          Hin


サニー・サンデー! 内野新体制の初戦は、一気に25度を超える夏のような天気で迎えた。前節までの悪い流れを断ち切るべくシステムを変更し、試合前にはその狙いを確認。そして、1ヶ月限定加入の武田へのはなむけの勝利を目指した(編集部注:ちなみに今回のピッチは昨年11月に内野選手がバレーボールのスパイクを2度決めた聖地でもある)。

相手のGolden Eaglesはよくまとまった好チームだ。今季こそ低迷しているが、2006-07シーズンに初年度のFFLを制した名門でもある。我々との今季前半戦の対戦は1-1に終わっており、言うまでもなく侮れない相手だ。

試合開始直後から1トップに入った倉田がボールを引き出し、そこに加藤が絡む形を中心にSFCが攻め、ボールを奪われた後もボールサイドに全体が寄せる新戦術が機能し、コンパクトな陣形を保っていた。守備では武田、豊田のCBコンビが相手のロングボールを跳ね返し、復帰初戦の脇も粘り強い守備を見せる。しかし、13分にカウンターから相手のFWに右サイドの裏を破られ、見事なシュートを決められてしまう。外からはオフサイドに見えたが、ベンチからの猛抗議もむなしく、スコアは0-1となった。先制を許した後も、両サイドを積極的に使ってくる相手の攻撃に押し込まれる苦しい時間帯が続く。今節からの新戦術ではSBの動きとポジショニングがこれまでと違うため、慣れるまでにはもう少し時間が必要かもしれない。

そんな中、二宮がダイレクトパスとポジショニングで存在感を放ち、26分には中盤で拾ったルーズボールをダイレクトで前線のKwanへ送りチャンスを演出。そして前半終了間際には、値千金の同点弾を奪ってみせる。右サイドの深い位置でパスを受けた二宮がマイナス気味の低いクロスを上げると、ボールは相手DFに当たってコースを変え、GKの逆をついてそのままゴール! 確かなキックとビジョンを持った二宮ならではのクロスが得点に結びつき、SFCは勢いを得て前半を終えた。

ハーフタイムに守備陣のポジショニングを話し合ったSFCは、後半開始から小泉、Pan、松本を投入。今や本町に次ぐFWの柱となった小泉のポストプレーから攻撃の構築を狙う。相手の鋭いカウンターからのシュートをHinがスーパーセーブで弾き、徐々に流れを引き寄せたSFCは、50分に益山も送り出す。「3カ月ぶりの出場」となった益山は豊富な運動量と的確なポジショニングですぐさま試合に加わり、大きな声でチームメイトを励ましていく。旧レク隊長があらためてプレーヤーとしての存在感を示すと、試合の流れはSFCに傾き始める。

すると69分、ついに歓喜の瞬間が訪れる。右サイドからのFKをKwanがゴール前に蹴りこむと、こぼれ球がエリア内の小泉の前へ。倒れ込みながらも弾んだボールをハーフボレーで確実にとらえると、ボールは勢いよくゴールネットを突き刺した! 「『抱きしめて Tonight』の成果が出たね」と年代を感じさせる表現で振り返った新レク隊長の今季初得点は、シーズン屈指のビューティフルゴール。ピッチ内外で仲間を熱狂の渦に巻き込む、嬉しすぎる逆転ゴールとなった。

残り時間は10分ほどとなったが、ここでPanの負傷が発覚。さらには、原も右足を痛めてピッチの外に担ぎ出されるが、交代枠を使い切っていたため、SFCは数的不利な状況に。しかし、中盤では井川が気迫のこもったスライディングで勝利への執念を見せ、松本とPanは前線でボールを奪ってシュートまで持ち込む。そして、試合はロスタイムに突入。SFC陣地の左側でFKをとられると、数の少ないDF陣は慌ただしくマンマークにつく。だが、見事な軌道を描いたボールが放り込まれると、頭ひとつ抜け出した相手の長身CBに鮮やかなヘディングを流し込まれてしまう。土壇場に同点ゴールを許し、試合は2-2で終了したのだった。

悔しいドローゲームに違いないが、新たなコンセプトと継続するコンセプトを活かしながら、何より気持ちの入った試合は出来ていた。方向性は間違っていないので、あとはこれを徹底していくだけだ。負傷者が続出しているのは気がかりだが、新体制初戦としては悪くないスタートと言えるだろう。

[今節のポイント]
新しい戦術を取り入れた初めての試合としては、目的の「コンパクトな陣形に保つ」ことはある程度出来ていた。しかし、SBの位置取りやCBとの距離感、1トップとトップ下の相互関係に課題が見えたので、ここは修正していきたい。また、いかにサポートを早くするか、後ろから的確な指示を出せるかが今後の鍵になっていくだろう。新副将の豊田に加えて脇、金子、東園、新加入の大滝を中心に「CBからの指示」という部分を上積みしていきたい。またこの試合で存在感を示した二宮、初得点を叩き込んだ小泉、久々の復帰でチームを盛り上げた益山など、既存戦力の充実を再確認できた。帰国組の斉藤前主将、林、有田、武田の抜けた大きな穴を埋めてより強いチームを目指していこう!

文/内野航平


<試合結果>
Shooters FC 2-2 GE
(38分 二宮、69分 小泉)

<今季成績>
5位 勝点18 5勝3分5敗 19得点22失点

<チーム内得点ランキング>
1位 Kwan   6得点
2位 本町知貴 5得点
3位 長井真悟 4得点
4位 青柳隆浩 1得点
   川端勇介
   岩井充彦
   Hin
   原 仁志
   坂本桃太郎
   二宮義和
   小泉 創
スポンサーサイト
Powered by FC2. / RSS / .