2012年12月28日 (金) 21:39 | 編集
〈布陣〉
石黒敬司
松本桂一 岩井充彦 坂本桃太郎
小林さん 中村さん
新納さん 北田さん 吉村康弘 今井さん
二宮義和
〈レポート〉
シューターズのプロパーメンバーが9人しか揃わず、本職のGKがいないという非常事態だったが、5人の助っ人の方に来てもらい、なんとか試合開催にこぎつけた。気温が25°近くまであがり夏場を思わせるような気候のなかでキックオフの笛が鳴った。
最終ラインとボランチの6人中、5人を助っ人に任せるという、かなり大胆な布陣で試合に臨んだが、助っ人の方々が積極的に声を出し、アグレッシブにプレーしてくれたおかげで、特に混乱もなくスムーズに試合に入れた。相手は西洋人のチームらしく、ヘディングの競り合いや前を向いた時のプレーは強く、安定感があったが、足元のプレーや後ろを向いた時のプレーは若干不安定で、序盤はシューターズが攻め込む場面もあり、ほぼ互角に試合は進んでいく。
しかし、シューターズはなかなか効果的な攻撃ができず、徐々に相手に押し込まれると、シュートを許す場面も目立つように。押し込まれる展開のなか、なんとかDF陣の踏ん張りで凌いではいたが、立て続けに相手にCKを与えてしまう。すると、相手のCKの精度も徐々に上がっていき、前半25分にCKからのこぼれ球を押し込まれて先制点を許してしまった。
その後、スコアは動かず、0-1で前半は終了した。
ハーフタイムには、守備に関してはCKからの1失点だけなので、それまで通り声を出し合いながらセーフティーファーストで守る、そして、攻撃に関しては相手最終DFを後ろ向きで守備させるように最終ラインの裏を狙うようなパスを多用することを確認した。
後半開始後はシューターズが中盤からサイドチャンジしながら、うまくパスをつなぎ、相手ゴール前に迫るなど、互角に試合を進めた。しかし後半13分にまたもやCKから失点してしまう。今回は完全にニアサイドでヘディングを合わされ、マークはついてはいたものの、完全に上から叩き込まれ、成すすべがなかった。
その後はシューターズの悪い癖が出てしまい、前がかりになったところを相手につかれ、立て続けにカウンターから2失点を献上。しかし、0-4となった後、相手DFからのバックパスの処理をGKがもたついたところを松本がつき、1点を返す。だが、その後にさらに失点を喫してしまい、最終的には1-5での敗戦となった。
急造メンバーだったとはいえ、スコアほどの差は感じなかっただけに、悔やまれる敗戦であった。ただ、逆に言うと急造メンバーでも、前半のうちに先制点を許してしまう、その後前がかりに攻撃に出たところ(前がかりではあるが効果的な攻撃はできていない)でカウンターから失点を重ねるという、最近のシューターズの課題が浮き彫りになったのはなんとも皮肉だ。
年内最後の公式戦は敗戦となり、カップ戦からも敗退が決定してしまったが、2013年は上記の課題を克服し、リーグ戦で上位に食い込みたい。
文/二宮義和
〈試合結果〉
Shooters FC 1-5 Mes Amis
(松本桂 50分)
〈今季チーム内ランキング〉
【得点】
1位 松本晴人 5ゴール
2位 松本桂一 2ゴール
大瀧 準 1ゴール
本町知貴
石黒敬司
越智公大
小泉 創
【アシスト】
1位 井川洋一 2アシスト
石黒敬司
2位 東園 剛 1アシスト
松本晴人
二宮義和
関口貴之
石黒敬司
松本桂一 岩井充彦 坂本桃太郎
小林さん 中村さん
新納さん 北田さん 吉村康弘 今井さん
二宮義和
〈レポート〉
シューターズのプロパーメンバーが9人しか揃わず、本職のGKがいないという非常事態だったが、5人の助っ人の方に来てもらい、なんとか試合開催にこぎつけた。気温が25°近くまであがり夏場を思わせるような気候のなかでキックオフの笛が鳴った。
最終ラインとボランチの6人中、5人を助っ人に任せるという、かなり大胆な布陣で試合に臨んだが、助っ人の方々が積極的に声を出し、アグレッシブにプレーしてくれたおかげで、特に混乱もなくスムーズに試合に入れた。相手は西洋人のチームらしく、ヘディングの競り合いや前を向いた時のプレーは強く、安定感があったが、足元のプレーや後ろを向いた時のプレーは若干不安定で、序盤はシューターズが攻め込む場面もあり、ほぼ互角に試合は進んでいく。
しかし、シューターズはなかなか効果的な攻撃ができず、徐々に相手に押し込まれると、シュートを許す場面も目立つように。押し込まれる展開のなか、なんとかDF陣の踏ん張りで凌いではいたが、立て続けに相手にCKを与えてしまう。すると、相手のCKの精度も徐々に上がっていき、前半25分にCKからのこぼれ球を押し込まれて先制点を許してしまった。
その後、スコアは動かず、0-1で前半は終了した。
ハーフタイムには、守備に関してはCKからの1失点だけなので、それまで通り声を出し合いながらセーフティーファーストで守る、そして、攻撃に関しては相手最終DFを後ろ向きで守備させるように最終ラインの裏を狙うようなパスを多用することを確認した。
後半開始後はシューターズが中盤からサイドチャンジしながら、うまくパスをつなぎ、相手ゴール前に迫るなど、互角に試合を進めた。しかし後半13分にまたもやCKから失点してしまう。今回は完全にニアサイドでヘディングを合わされ、マークはついてはいたものの、完全に上から叩き込まれ、成すすべがなかった。
その後はシューターズの悪い癖が出てしまい、前がかりになったところを相手につかれ、立て続けにカウンターから2失点を献上。しかし、0-4となった後、相手DFからのバックパスの処理をGKがもたついたところを松本がつき、1点を返す。だが、その後にさらに失点を喫してしまい、最終的には1-5での敗戦となった。
急造メンバーだったとはいえ、スコアほどの差は感じなかっただけに、悔やまれる敗戦であった。ただ、逆に言うと急造メンバーでも、前半のうちに先制点を許してしまう、その後前がかりに攻撃に出たところ(前がかりではあるが効果的な攻撃はできていない)でカウンターから失点を重ねるという、最近のシューターズの課題が浮き彫りになったのはなんとも皮肉だ。
年内最後の公式戦は敗戦となり、カップ戦からも敗退が決定してしまったが、2013年は上記の課題を克服し、リーグ戦で上位に食い込みたい。
文/二宮義和
〈試合結果〉
Shooters FC 1-5 Mes Amis
(松本桂 50分)
〈今季チーム内ランキング〉
【得点】
1位 松本晴人 5ゴール
2位 松本桂一 2ゴール
大瀧 準 1ゴール
本町知貴
石黒敬司
越智公大
小泉 創
【アシスト】
1位 井川洋一 2アシスト
石黒敬司
2位 東園 剛 1アシスト
松本晴人
二宮義和
関口貴之
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2012年12月11日 (火) 14:40 | 編集
開始時間:16:30
天候:晴
〈布陣〉
松本晴人
松本桂一 石黒敬司 二宮義和
(山下 猛) (坂本桃太郎)
関口貴之 原 仁志
渕脇 穣 大瀧 準 倉田昌彦 近藤直樹
(豊田統士)(千葉朋広)
井川洋一
〈レポート〉
12月8日15時30分、Shootersの戦士達がKwong Fuk Parkに集った。天気はやや曇りながら、このところ続いていた雨も降らず、サッカーには都合の良い気温であった。
相手はCorinthians、これまで7戦2勝でShootersと同様下位に沈んでいるが、Club World Cupを見ても分かるように古豪である(編集部注:ブラジルのあのクラブと同じ名前ですね)。Shootersとは初対戦であるが体格の良い欧米人系のチームのようだ。アジア代表を自負するShootersとしては順位的にも負けられないところで、これまで何回かお手伝い頂いているBullsの関口と松本晴を助っ人に呼び、攻撃力はパワーアップ。それに対して守護神Hinが欠場したため、守備を厚くしてなるべくシュートを打たせないようにしようと決めて勝負に臨んだ。
試合序盤、Shootersの出足は悪くない。Corintiansは予想通り当たりの激しいガツガツ系チームだった。スピードやゲームの組み立てに恐さはないものの、要所要所の当たりはやはり強く楽な相手ではない。それに対しShootersは局面局面で、パワーで押し切られるところはありながらも、出足の良さで相手に攻撃の形を作らせない。
しかし今回もゲームは思うように運ばない。開始5分、Shooters守備陣の不十分なクリアを相手FWに奪われた後、粘り強くデルピエロゾーンに進入される。そこからマーカーの倉田の寄せをモノともせず、見事な巻いたシュートを放ち、ボールは急造GK井川の左手を越えてネットを揺らした。Shootersとしては出鼻をくじかれた格好だ。
これで相手の流れになるかと思われたが、Shootersの足は止まらなかった。司令塔の関口を中心に、松本晴へのスルーパスを継続的に供給し、8分にはカウンターからその松本晴がシュート。これは相手DFに阻まれたが、その直後に石黒からのスルーパスに抜け出した松本晴が、冷静にシュートを決めてゲームを振り出しに戻す。その後、関口のミドルシュートや千葉のフリーキックなど、チャンスはありながらもゴールには至らず、前半は1-1のスコアで終了した。
落ち着いてボールを回していこうと再度確認して臨んだ後半、シューターズは逆転に成功する。後半5分、この日を迎えるまで1試合しか出場していないにもかかわらず、すでにチーム内得点王となっている松本晴が、得意の単独突破を仕掛け、見事なシュートでチームと自身の2点目を記録したのだ。
しかし後半13分、相手左MFからFWへの1本のスルーパスで右サイドを崩され、そこからのクロスを中央に走り込んだ相手の黒人選手に押し込まれてしまう。その後、やや足が止まり始めたShootersに対して相変わらずパワーで押し切ろうとするCorinthiansが攻勢を強め、またしてもいつものパターンか、と悪いイメージが誰しもの頭をよぎった。
だが、ここまではドラマの序章でしかないことが判明する。後半25分、中盤の混戦でボールを奪った関口が松本晴にスルーパス。抜群の決定力を誇る点取り屋は、一度シュートをキーパーに阻まれるも、こぼれ球に素早く反応してネットを揺らし、見事にハットトリックを達成した。劣勢に焦り始めたCorinthiansに対し、この3点目は足の止まりかけたShootersに再びエネルギーを与えた。Corintiansの攻勢は変わらないものの、Shootersは激しく守り、決して決定機を作らせない。
そして迎えた後半29分、Shootersにアクシデントが襲う。センタリングをヘディングでクリアしようとしたGK倉田が、相手選手と激しく交錯し、顔面から流血する事態となってしまったのだ(その後、救急車で病院に搬送され、目の上下二か所を縫合)。思えば守護神Hin、控えGKの益山と東園を欠いたShootersは、前半は井川、後半は倉田と、急造GKがここまで完璧に近いセーブを見せていた。ここで殊勲の倉田を欠くことは、チームに暗い影を落とし、積極的なプレーを奪うことにつながり、残り時間を守りきれないのではないかと危惧された。
しかし、倉田の奮闘を力に変えたShootersはその後、より一層激しいプレーを披露。スパイクを忘れながらも後半の守備を引き締めたCB豊田、自ら志願してCBの穴を埋めた渕脇、好守に大きな存在感を発揮した関口らを中心に、相手の攻撃を何度となく跳ね返し、攻撃陣は必死にボールを追い続けた。そして、終了のホイッスルが鳴るまで全員の力で守り切ったのだ。乱打戦を3-2の逆転で制したShootersは今季2勝目を挙げ、2012年のリーグ最終戦を白星で飾った。
今回のゲーム、2失点を招いた軽い守備など、反省点はあろう。ただし、守護神Hinを欠くなか、ガツガツ系の相手に2点しか許さず、準メンバーの力を最大限に活用して3得点を奪ったことなど、今後につながる勝利と言える。関口のイマジネーションと松本晴の得点力、そして身を挺してゴールを守った臨時GK倉田がいなければ、今日の勝利はなかった。彼らをチームメートに持てたことに感謝しつつ、今回の勝利を2013年に生かせるよう励みたい。
文/原 仁志
〈試合結果〉
Shooters FC 3-2 Corinthians
(松本晴 11分、40分、50分)
〈今季成績〉
2012-13 Legal League Division 2
10位 勝ち点7 2勝1分け7敗 得点11失点23
http://www.legalleague.net/seasons.php
〈今季チーム内ランキング〉
【得点】
1位 松本晴人 5ゴール
2位 大瀧 準 1ゴール
松本桂一
本町知貴
石黒敬司
越智公大
小泉 創
【アシスト】
1位 井川洋一 2アシスト
石黒敬司
2位 東園 剛 1アシスト
松本晴人
二宮義和
関口貴之
天候:晴
〈布陣〉
松本晴人
松本桂一 石黒敬司 二宮義和
(山下 猛) (坂本桃太郎)
関口貴之 原 仁志
渕脇 穣 大瀧 準 倉田昌彦 近藤直樹
(豊田統士)(千葉朋広)
井川洋一
〈レポート〉
12月8日15時30分、Shootersの戦士達がKwong Fuk Parkに集った。天気はやや曇りながら、このところ続いていた雨も降らず、サッカーには都合の良い気温であった。
相手はCorinthians、これまで7戦2勝でShootersと同様下位に沈んでいるが、Club World Cupを見ても分かるように古豪である(編集部注:ブラジルのあのクラブと同じ名前ですね)。Shootersとは初対戦であるが体格の良い欧米人系のチームのようだ。アジア代表を自負するShootersとしては順位的にも負けられないところで、これまで何回かお手伝い頂いているBullsの関口と松本晴を助っ人に呼び、攻撃力はパワーアップ。それに対して守護神Hinが欠場したため、守備を厚くしてなるべくシュートを打たせないようにしようと決めて勝負に臨んだ。
試合序盤、Shootersの出足は悪くない。Corintiansは予想通り当たりの激しいガツガツ系チームだった。スピードやゲームの組み立てに恐さはないものの、要所要所の当たりはやはり強く楽な相手ではない。それに対しShootersは局面局面で、パワーで押し切られるところはありながらも、出足の良さで相手に攻撃の形を作らせない。
しかし今回もゲームは思うように運ばない。開始5分、Shooters守備陣の不十分なクリアを相手FWに奪われた後、粘り強くデルピエロゾーンに進入される。そこからマーカーの倉田の寄せをモノともせず、見事な巻いたシュートを放ち、ボールは急造GK井川の左手を越えてネットを揺らした。Shootersとしては出鼻をくじかれた格好だ。
これで相手の流れになるかと思われたが、Shootersの足は止まらなかった。司令塔の関口を中心に、松本晴へのスルーパスを継続的に供給し、8分にはカウンターからその松本晴がシュート。これは相手DFに阻まれたが、その直後に石黒からのスルーパスに抜け出した松本晴が、冷静にシュートを決めてゲームを振り出しに戻す。その後、関口のミドルシュートや千葉のフリーキックなど、チャンスはありながらもゴールには至らず、前半は1-1のスコアで終了した。
落ち着いてボールを回していこうと再度確認して臨んだ後半、シューターズは逆転に成功する。後半5分、この日を迎えるまで1試合しか出場していないにもかかわらず、すでにチーム内得点王となっている松本晴が、得意の単独突破を仕掛け、見事なシュートでチームと自身の2点目を記録したのだ。
しかし後半13分、相手左MFからFWへの1本のスルーパスで右サイドを崩され、そこからのクロスを中央に走り込んだ相手の黒人選手に押し込まれてしまう。その後、やや足が止まり始めたShootersに対して相変わらずパワーで押し切ろうとするCorinthiansが攻勢を強め、またしてもいつものパターンか、と悪いイメージが誰しもの頭をよぎった。
だが、ここまではドラマの序章でしかないことが判明する。後半25分、中盤の混戦でボールを奪った関口が松本晴にスルーパス。抜群の決定力を誇る点取り屋は、一度シュートをキーパーに阻まれるも、こぼれ球に素早く反応してネットを揺らし、見事にハットトリックを達成した。劣勢に焦り始めたCorinthiansに対し、この3点目は足の止まりかけたShootersに再びエネルギーを与えた。Corintiansの攻勢は変わらないものの、Shootersは激しく守り、決して決定機を作らせない。
そして迎えた後半29分、Shootersにアクシデントが襲う。センタリングをヘディングでクリアしようとしたGK倉田が、相手選手と激しく交錯し、顔面から流血する事態となってしまったのだ(その後、救急車で病院に搬送され、目の上下二か所を縫合)。思えば守護神Hin、控えGKの益山と東園を欠いたShootersは、前半は井川、後半は倉田と、急造GKがここまで完璧に近いセーブを見せていた。ここで殊勲の倉田を欠くことは、チームに暗い影を落とし、積極的なプレーを奪うことにつながり、残り時間を守りきれないのではないかと危惧された。
しかし、倉田の奮闘を力に変えたShootersはその後、より一層激しいプレーを披露。スパイクを忘れながらも後半の守備を引き締めたCB豊田、自ら志願してCBの穴を埋めた渕脇、好守に大きな存在感を発揮した関口らを中心に、相手の攻撃を何度となく跳ね返し、攻撃陣は必死にボールを追い続けた。そして、終了のホイッスルが鳴るまで全員の力で守り切ったのだ。乱打戦を3-2の逆転で制したShootersは今季2勝目を挙げ、2012年のリーグ最終戦を白星で飾った。
今回のゲーム、2失点を招いた軽い守備など、反省点はあろう。ただし、守護神Hinを欠くなか、ガツガツ系の相手に2点しか許さず、準メンバーの力を最大限に活用して3得点を奪ったことなど、今後につながる勝利と言える。関口のイマジネーションと松本晴の得点力、そして身を挺してゴールを守った臨時GK倉田がいなければ、今日の勝利はなかった。彼らをチームメートに持てたことに感謝しつつ、今回の勝利を2013年に生かせるよう励みたい。
文/原 仁志
〈試合結果〉
Shooters FC 3-2 Corinthians
(松本晴 11分、40分、50分)
〈今季成績〉
2012-13 Legal League Division 2
10位 勝ち点7 2勝1分け7敗 得点11失点23
http://www.legalleague.net/seasons.php
〈今季チーム内ランキング〉
【得点】
1位 松本晴人 5ゴール
2位 大瀧 準 1ゴール
松本桂一
本町知貴
石黒敬司
越智公大
小泉 創
【アシスト】
1位 井川洋一 2アシスト
石黒敬司
2位 東園 剛 1アシスト
松本晴人
二宮義和
関口貴之
2012年12月05日 (水) 00:32 | 編集
vs Ruby Murrays
川端勇介
(小泉 創)
越智公大 岩井充彦 松本桂一
(井川洋一)(坂本桃太郎)
加藤新竝 青柳隆浩
西井敏之 大瀧 準 田口聖教 倉田昌彦
(渕脇)(東園 剛) (二宮義和)
Hin
〈レポート〉
対 Ruby Murrays 戦 九龍仔公園 第一サッカー場。
この試合は青柳副キャプテンのラストゲーム。運のいいことに降っていた小雨も止み、気温も適温でサッカーをするには、非常によいコンディションであった。しかも当日集まった人数は18人、最近ではかなり多い方ではないか。これもヤギちゃんの人徳か! さらに新入部員で現役大学生のショウタロウ(22)も参加。負けられない戦い、すべては旅立つ副将のために勝とう。サッカー解説の神の一人、川平慈英の言葉を借りるなら「くちゃいましょう」(※編集部注:よくわかりませんでした)という気持ちで誰もが試合に臨んだ。
対戦相手は白人を主体としながらも、FWに黒人、DFに香港人を擁したチーム。最初は人数がそろわず、5分試合開始を待つというなごやかなムードでキックオフを迎えた。
前半立ち上がりはほぼ互角、相手はお腹が出ている白人ながらボールキープやパスには独特の巧さがあった。しかし、こちらも負けてはいない中盤、のはずが、それほどパスは繋がらなかった。左右は積極的に仕掛け、相手右DFは特にうまくもなくスタミナもなかったので、どんどん向かっていくことができた。左サイドの越智が得意のドリブルで相手を抜きチャンスメイク、半分シューターズの加藤しんぺーも次に自チーム(ブルズ)の試合が控えていることを忘れているかのようにピッチを駆け回っていた。しかし前半20分、相手の右サイドからの切り崩しからセンタリングを上げられ、相手FWがトラップ、そしてハンド。ここで油断したのが悪かった。ハンドの判定はなくボールはゴールネットを揺らした。不注意が招いたアンラッキーな失点だ。
ここで疲れの見えてきた小泉と坂本に代えて、東園と井川を投入。越智の左サイドは相変わらず面白いように抜けてチャンスメイクの起点に。越智からのパスから小泉さんへ絶好のパスが渡る。天皇はシュートを放ったが、ボールはキーパーの正面へ。生粋のFW小泉は試合後、「キーパーの目が右を向いていたから、真中へ蹴った」と話している。まさかあの一瞬にそんなやり取りが行われていたとは、あえてそこは相手キーパーが一枚上手だったと先輩を立てておこう。しかし、この後もう一本はずしてしまう。そして前半終了、ゲーム内容では決して負けていなかった。むしろ押していた気がする。
後半戦は二宮、渕脇、ショウタロウを投入。ほぼ互角の後半立ち上がり、ニノさんが顔面でヘディングした音が逆サイドまで聞こえたことが印象的だった。そして後半も越智のドリブル突破が光っていた。「若さ」か、「気持ち」なのか、面白いように相手をかわしてチャンスを作ってくれた。しかし後半15分に、田口と越智がほぼ同時に足を痛めるアクシデントが発生。疲れの見えてきた仲間たちと交代で、西、大瀧、倉田、加藤がピッチへ。しかしここが勝負の別れ道、相手の縦パスに走り負けて失点。その後も危ないシーンが何度か続くが、Hinのビックセーブもあり耐える。しかし、最後は相手に右サイドを崩されまたもや3失点目。勝負所の弱さが出てしまった。無念の敗北。ヤギちゃんのラストゲームを白星で飾ることができなかった。
どんなスポーツにも多かれ少なかれ「運」の要素がある。「ツキ」を自分のものにするには、常に準備ができていなければならない。道具の手入れ、人に対する信頼、燃えるような闘争心、競技への愛。我々は先ず遅刻やボール忘れ、こういうものを極力なくしていき試合に入ろう。我々もサッカーを愛しているからこそ、この広い世界で香港に集まり、シューターズという素晴らしいチームに入れた。そして仲間になったんだ。
今は連敗が続いているが、まずは一勝を目指して頑張ろう。みな、本気で勝利を渇望しているはずだ。
文/タッキローニ
〈試合結果〉
Shooters FC 0-3 Ruby Murrays
〈今季成績〉
2012-13 Legal League Division 2
12位 勝ち点4 1勝1分け7敗 得点8失点21
http://www.legalleague.net/seasons.php
〈今季チーム内ランキング〉
【得点】
1位 松本晴人 2ゴール
2位 大瀧 準 1ゴール
松本桂一
本町知貴
石黒敬司
越智広大
小泉 創
【アシスト】
1位 井川洋一 2アシスト
2位 東園 剛 1アシスト
石黒敬司
松本晴人
二宮義和
川端勇介
(小泉 創)
越智公大 岩井充彦 松本桂一
(井川洋一)(坂本桃太郎)
加藤新竝 青柳隆浩
西井敏之 大瀧 準 田口聖教 倉田昌彦
(渕脇)(東園 剛) (二宮義和)
Hin
〈レポート〉
対 Ruby Murrays 戦 九龍仔公園 第一サッカー場。
この試合は青柳副キャプテンのラストゲーム。運のいいことに降っていた小雨も止み、気温も適温でサッカーをするには、非常によいコンディションであった。しかも当日集まった人数は18人、最近ではかなり多い方ではないか。これもヤギちゃんの人徳か! さらに新入部員で現役大学生のショウタロウ(22)も参加。負けられない戦い、すべては旅立つ副将のために勝とう。サッカー解説の神の一人、川平慈英の言葉を借りるなら「くちゃいましょう」(※編集部注:よくわかりませんでした)という気持ちで誰もが試合に臨んだ。
対戦相手は白人を主体としながらも、FWに黒人、DFに香港人を擁したチーム。最初は人数がそろわず、5分試合開始を待つというなごやかなムードでキックオフを迎えた。
前半立ち上がりはほぼ互角、相手はお腹が出ている白人ながらボールキープやパスには独特の巧さがあった。しかし、こちらも負けてはいない中盤、のはずが、それほどパスは繋がらなかった。左右は積極的に仕掛け、相手右DFは特にうまくもなくスタミナもなかったので、どんどん向かっていくことができた。左サイドの越智が得意のドリブルで相手を抜きチャンスメイク、半分シューターズの加藤しんぺーも次に自チーム(ブルズ)の試合が控えていることを忘れているかのようにピッチを駆け回っていた。しかし前半20分、相手の右サイドからの切り崩しからセンタリングを上げられ、相手FWがトラップ、そしてハンド。ここで油断したのが悪かった。ハンドの判定はなくボールはゴールネットを揺らした。不注意が招いたアンラッキーな失点だ。
ここで疲れの見えてきた小泉と坂本に代えて、東園と井川を投入。越智の左サイドは相変わらず面白いように抜けてチャンスメイクの起点に。越智からのパスから小泉さんへ絶好のパスが渡る。天皇はシュートを放ったが、ボールはキーパーの正面へ。生粋のFW小泉は試合後、「キーパーの目が右を向いていたから、真中へ蹴った」と話している。まさかあの一瞬にそんなやり取りが行われていたとは、あえてそこは相手キーパーが一枚上手だったと先輩を立てておこう。しかし、この後もう一本はずしてしまう。そして前半終了、ゲーム内容では決して負けていなかった。むしろ押していた気がする。
後半戦は二宮、渕脇、ショウタロウを投入。ほぼ互角の後半立ち上がり、ニノさんが顔面でヘディングした音が逆サイドまで聞こえたことが印象的だった。そして後半も越智のドリブル突破が光っていた。「若さ」か、「気持ち」なのか、面白いように相手をかわしてチャンスを作ってくれた。しかし後半15分に、田口と越智がほぼ同時に足を痛めるアクシデントが発生。疲れの見えてきた仲間たちと交代で、西、大瀧、倉田、加藤がピッチへ。しかしここが勝負の別れ道、相手の縦パスに走り負けて失点。その後も危ないシーンが何度か続くが、Hinのビックセーブもあり耐える。しかし、最後は相手に右サイドを崩されまたもや3失点目。勝負所の弱さが出てしまった。無念の敗北。ヤギちゃんのラストゲームを白星で飾ることができなかった。
どんなスポーツにも多かれ少なかれ「運」の要素がある。「ツキ」を自分のものにするには、常に準備ができていなければならない。道具の手入れ、人に対する信頼、燃えるような闘争心、競技への愛。我々は先ず遅刻やボール忘れ、こういうものを極力なくしていき試合に入ろう。我々もサッカーを愛しているからこそ、この広い世界で香港に集まり、シューターズという素晴らしいチームに入れた。そして仲間になったんだ。
今は連敗が続いているが、まずは一勝を目指して頑張ろう。みな、本気で勝利を渇望しているはずだ。
文/タッキローニ
〈試合結果〉
Shooters FC 0-3 Ruby Murrays
〈今季成績〉
2012-13 Legal League Division 2
12位 勝ち点4 1勝1分け7敗 得点8失点21
http://www.legalleague.net/seasons.php
〈今季チーム内ランキング〉
【得点】
1位 松本晴人 2ゴール
2位 大瀧 準 1ゴール
松本桂一
本町知貴
石黒敬司
越智広大
小泉 創
【アシスト】
1位 井川洋一 2アシスト
2位 東園 剛 1アシスト
石黒敬司
松本晴人
二宮義和