Shooters FC
We are crazy about football! No one can stop us! (日本人サッカーチーム in 香港)
2012-13 Legal League Div.2 第19節 vs Team Shotgun 2013.4.13 @Kowloon Tsai Stadium
2013年04月19日 (金) 18:15 | 編集
天気:晴
Kick 0ff: 16:30(35分ハーフ)

〈布陣〉
       Kwan    石黒敬司
             (大瀧 準)

 Pon                 名取一樹
(間野泰光)            (中村岳士)

       井川洋一  橋本 譲
      (益山秀人)(原 仁志)

 渕脇 穣  内野航平  田口聖教  西井敏之
(倉田昌彦)(豊田統士)      (二宮義和)

            Hin

〈レポート〉
ここ数日間続いたぐずついた空模様が一転、この日は久々の快晴に! 天然芝のピッチは雨を吸ってスリッピーな状態だったが、優しい日差しの射す中、気温は25℃前後と絶好のサッカー日和となった。迎える相手は現在リーグ3位のTeam Shotgun。香港人チームながら侮るなかれ、安定感のある守備陣とスピードのある攻撃陣をもった好チームだ。調子を上げている我らとしては、ここらで上位を食い、勢いに乗りたいところ。この一戦には、純正Shootersメンバーの19人が集まり、キックオフの笛が鳴った。

開始早々の1、2分、相手の攻撃がオフサイドと思われたが、笛が鳴ることはなくFWにボールが渡る。だが、ここはGK Hinの好セーブにより、難なく逃れる。続いて、相手チーム中央より右サイドに展開され、相手FWのタッチミスによりボールはサイドラインを割る。でも何故か相手ボールとなり、早いリスタートからFWに右サイドを突破されクロスを上げられるも、キヨの正確なクリアによりピンチを難なく逃れる。

どうも今日の審判はハズれのようだ。立ち上がりから相次ぐ誤審疑惑にチーム内に嫌な空気が立ち込めた。

そんな雰囲気を打開したのは、我らがアグ。相手ペースで進んでいた前半8分、Hinの長いゴールキックから相手DFがクリアミスすると、ボールはアグの足元へ。視野の広さは広大なオージーで育んだのか、GKが飛び出していた所を見逃すわけもなく、小野伸二よろしく芸術ループはそのままゴールへと吸い込まれた。ゴール後の叫び声は、広東語だから分からなかったが、「マダ、得点王ネラッテルヨ!」、そんな風に聞こえた。

早い時間のリードに勢いづいたShootersは続く10分、渕脇のフリーキックにハッシーが反応、良い飛び出しだったが、惜しくもキーパーにボールを取られた。その後、一進一退の攻防が続き、疲労の影が見え始めたShootersは徐々に相手にペースを譲り、20分辺りに、立て続けに相手にCKを取られてピンチを迎えるも、全員で守りきった。

この流れを変えるべく、原、倉田を投入。ロングボールを多用し、サイドからの攻撃を試みるが、ぬかるんだ芝生のせいか、パスミスも散見され、逆に相手にサイドを突破されるシーンが目立ち始める。リードしているShootersだったが、主導権は相手に渡り、幾度となく決定的なピンチを迎えるも、全員の献身的な守備や相手のミスに助けられ、前半が終了した。

「相手はスピードも体力もあるが、守備陣はそれほど高いレベルではない。特にGKは穴だ、遠めでもシュートを打とう」。前半を終えて一同の見解は一致し、後半を迎えた。

後半開始早々SFCは次々にFKを獲得するが、追加点には至らず。その後、前がかりになった相手の裏を突き、相手陣内でフリーで持てるようになり、井川のミドルシュートなどで積極的に攻める。逆に相手は豊富な運動量を誇るウイングを多用し、幾度となく危ない場面を作られるが、Hinの好セーブによりピンチを逃れる。そして再び流れを変えようと、原、オ―タキ、ガクシを投入。すると、直後の20分に試合が動く。

SFCが左サイドの良い位置でFKを獲得、キッカーはアグ。申し分ない、そう筆者は思った。幾度となく不安定なプレーを見せていた相手GKは、今回もボールを弾くのが精いっぱいだろう。マークの薄い今なら、ボールに触れば得点も狙える、そんな風に筆者は企んでいた。

審判の笛が鳴り、アグが鋭いキックを蹴り込むと、ボールは壁を超えて直接GKの手前へ。

「落とせ!」願いを込めてペナルティーエリアに走りこむ筆者。

「ポロリ」、「オー! キタ!」ポロリ好きで有名な筆者にとっても、ピッチ上の「ポロリ」はまた格別だった! すかさず筆者は目の前のポールを右足でゴールに流し込む。これがダメ押しとなる2点目になったのだった!(編集部注:実はリードしていた場面だったので、アグがFKをセットした際に左サイドをするすると上がっていくJoに、主将は「下がっていて」と言いそうになっていたとか)

2点を追いかける相手は、焦りのせいか、ラフプレーやファウルが多くなる。審判の微妙な判定に不満を示し、口撃もしかけてくるが、大人のSFCは挑発に乗らず、やんわりとかわして見せた。そして、相手の終盤の猛攻をしのぎ、試合終了。完封勝利を収めたのだった。

ここだけの話、筆者は例のごとく後半25分頃から足がつっていたが、ピッチで勝利を噛み締めたかった為、踏ん張っていた。左サイドを破られて、失点しなくて本当によかった。

振り返れば、終始やや劣勢の展開だったが、少ないチャンスを生かし、全員で守りきった熱い試合だった。助っ人に頼らなかったのもこの試合の大きなポイントで、Shootersならではの戦い方のお手本の様な試合になった。

文/Jo

〈試合結果〉
Shooters 2-0 Team Shotgun
(Kwan 8分、渕脇 55分)

〈今季成績〉
2012-13 Legal League Division 2
10位 勝ち点18 5勝3分11敗 得点29失点36

http://www.legalleague.net/seasons.php

〈今季チーム内ランキング〉
【得点】
1位 松本晴人  8ゴール
2位 本町知貴  4ゴール
3位 松本桂一  3ゴール
4位 石黒敬司  2ゴール
   小泉 創  
   Kwan
7位 大瀧 準  1ゴール
   越智公大
   Ken
   吉村康弘
   Kwong
   木村幹也
   西井敏之
   千葉朋広
   坂本桃太郎
   川端勇介
   渕脇 穣

【アシスト】
1位 井川洋一  3アシスト
   関口貴之
3位 石黒敬司  2アシスト
   原 仁志
   Kwan  
   松本晴人  
7位 東園 剛  1アシスト
   二宮義和
   小泉 創
   坂本桃太郎
   岩井充彦
   田口聖教
   本町知貴
   名取一樹
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2012-13 Legal League Div.2 第18節 vs KCC Royals 2013.4.8 @Kings Park #1
2013年04月10日 (水) 17:10 | 編集
天気:曇り
Kick off: 21:00(35分ハーフ)

〈布陣〉
       松本晴人  小泉 創
            (川端勇介)

 名取一樹             坂本桃太郎
(石黒敬司)           (間野泰光)
       
       加藤新竝  井川洋一

 西井敏之  田口聖教  吉村康弘  三竹美彦
                  (二宮義和)
          橋本 譲

〈レポート〉
ここしばらく雨が多く、香港の4月にしては珍しく過ごしやすい気温が続いている。この日も小雨が散らついてはいたが、幸い大雨には至らず、プレー環境としては非常に恵まれていた。相手は前回、撃ち合いの末に惜しくも3-4で敗れたKCC Royals。主将の分析によると、前線は強力だが守備は脆いようで、今回も点の取り合いになるだろうと予想された。

試合は序盤から、KCCにボールを支配される形となり、シューターズの選手たちは相手の細かいパス回しと足元のテクニックに若干、混乱しているように見えた。開始早々、右サイドのペナルティーエリア付近でFKを与えてしまい、鋭く弧を描いたボールはゴール左隅のバーを僅かに反れていった。

この劣勢を外から眺めていたベンチウォーマー5人は、固唾を飲んで手に汗を握っていた。

すると我らがお助けマン、松本晴が右サイドを抜け出し、エリア内に進入したが、相手の激しいタックルに転倒し、ファウルを主張するも主審はこれを見送った。

その後もボールポゼッションでは相手が上回り、前半15分、ついに先制を許してしまう。相手FWが個人技で左サイドから持ち込み、エリア手前から振り抜かれた右足のシュートが、炎の臨時キーパー橋本の脇を無情にもくぐり抜け、ゴールネットを揺らした。

しかし、シューターズもすぐに反撃に転じ、試合を振り出しに戻す。

19分、左サイドでボールを受けたキングカズこと名取が、前方のスペースに抜け出した松本晴にキラーパスを送る。ベンチを温めていた川端が「これぞ、ラルフローレンパス!」と呼んだ絶妙なボールは、松本の冷静なシュートにつながり、シューターズの同点ゴールをもたらした。ここぞの場面で落ち着いてしっかり決める姿は、全盛期のゴン中山を彷彿させた。

その5分後、相手のボールがオフサイドラインぎりぎりのところで流れ、ラインズマン通称だるまはこれを見送り、シューターズに危機が訪れる。しかし、ここは鉄壁香港の田口(編集部注:独特な表現ですね)が身体を寄せて凌いだ。

試合は1-1の緊張状態が続き、次第にラフプレーが増えていく。そして、前半終了直前に、Mr.モード学園、坂本が相手のモモカンに倒れ負傷交代を余儀なくされる。

それでも35分には、左サイドを抜け出したもう一人のヘルパー加藤が絶妙なボレーシュートを放ったが、残念ながら、ボールはゴール枠をわずかに外れていった。

後半が始まるとペースは俄然、シューターズに傾く。すると48分、前線で仕掛けた松本晴がシュートを弾かれた後のこぼれ球を、中央のメビウス発表で忙しいJT川端にパス。フリーの川端はこれをきっちりと蹴り込み、今季初ゴールを記録、シューターズが逆転に成功した。

ところが、時間の経過とともにSFCイレブンには疲れが見え始め、マークを外され、フリーにしてしまう機会が増えていった。中盤の構成力にも長けたKCCは、技術とフィジカルでも優り、次第に圧力を強めていった。

そして、CKからヘディングを合わされて同点とされると、その数分後には、中央をワンツーで巧みに崩され逆転を許す。さらに終盤には、再び個人技からミドルを決められ、万事休す。

結果は予想通りに点の取り合いとなったが、我々の期待に反する現実となってしまった。

文/クロ

〈試合結果〉
Shooters 2-4 KCC Royals
(松本晴 19分、川端 48分)

〈今季成績〉
2012-13 Legal League Division 2
10位 勝ち点15 4勝3分11敗 得点27失点36

http://www.legalleague.net/seasons.php

〈今季チーム内ランキング〉
【得点】
1位 松本晴人  8ゴール
2位 本町知貴  4ゴール
3位 松本桂一  3ゴール
4位 石黒敬司  2ゴール
   小泉 創  
6位 大瀧 準  1ゴール
   越智公大
   Ken
   吉村康弘
   Kwan
   Kwong
   木村幹也
   西井敏之
   千葉朋広
   坂本桃太郎
   川端勇介

【アシスト】
1位 井川洋一  3アシスト
   関口貴之
3位 石黒敬司  2アシスト
   原 仁志
   Kwan  
   松本晴人  
7位 東園 剛  1アシスト
   二宮義和
   小泉 創
   坂本桃太郎
   岩井充彦
   田口聖教
   本町知貴
   名取一樹
2012-13 Legal League Div.2 第12節 vs TWF 2013.3.22 @Kings Park #1
2013年04月03日 (水) 19:08 | 編集
天気:曇り
Kick off:21:00(35分ハーフ)

〈布陣〉
          長井真悟
         (岩井充彦)
         (大瀧 準)

 中村岳士     名取一樹     坂本桃太郎
         (松本桂一)  (間野泰光)

       原 仁志  井川洋一

 Pon     田口聖教  吉村康弘  橋本 譲
(山下 猛)(内野航平)      (二宮義和)

            Hin


〈レポート〉
平日開催が続き、なかなかベストメンバーを組めないなか、前所属リーグからの宿敵TWFとの一戦を迎えた。とりわけ前線の駒が少なく、得点力に不安を抱えながらキックオフの笛を聞いた。

序盤は拮抗した試合展開だったが、前半にFKから入ったボールに守備陣が体を寄せきれず、ヘディングでの失点を許し、0-1とされる。プレスが掛からず、自陣右サイドを中心に攻め込まれる展開の中、前節のスーパーゴールさながらの坂本の際どいミドルは惜しくもポストに当たり、前半を1点ビハインドで折り返す。

後半開始から、Kwanを右サイドに、大瀧をCFに起用する。序盤こそ長身の大瀧へロングボールを蹴る作戦でリズムを掴みかけるも、そのうちに全体の足が止まってしまい、プレスが掛からず一方的に支配される展開に。難しいことをせずに、シンプルにサイドを使ってくる相手の攻撃に手を焼き、反撃の糸口を掴めぬまま試合終了の笛を迎えた。

〈総括と希望〉
2連敗となってしまった1週間だったが、月曜日の試合と違い、外から見ていて、この試合は選手全員の集中力が足りなかった様に思える。メリハリをつけて全員が集中して試合に臨める様、全員の意識を変えていきたい。

また、これは所属メンバー全員に伝えたいことだが、もう少しチームにプライオリティーを置いて欲しい。サッカーが好きで集まっているはずの集団なのに、今季はベストメンバーが一度も組めていない。毎回全員が揃わないのは仕方ないとしても、これほどメンバーが固定できないようでは、様々な意思統一も難しくなってしまっている。この現状では、チーム力が一向に上がってこないし、浮上することもかなわないだろう。

決起集会でもして、もう一度チーム全員で話し合い、強いチームになれる様、団結していきましょう!!

文/内野航平


〈試合結果〉
Shooters 0-1 TWF

〈今季成績〉
2012-13 Legal League Division 2
10位 勝ち点15 4勝3分10敗 得点25失点32

http://www.legalleague.net/seasons.php

〈今季チーム内ランキング〉
【得点】
1位 松本晴人  7ゴール
2位 本町知貴  4ゴール
3位 松本桂一  3ゴール
4位 石黒敬司  2ゴール
   小泉 創  
6位 大瀧 準  1ゴール
   越智公大
   Ken
   吉村康弘
   Kwan
   Kwong
   木村幹也
   西井敏之
   千葉朋広
   坂本桃太郎

【アシスト】
1位 井川洋一  3アシスト
   関口貴之
3位 石黒敬司  2アシスト
   原 仁志
   Kwan    
6位 東園 剛  1アシスト
   松本晴人
   二宮義和
   小泉 創
   坂本桃太郎
   岩井充彦
   田口聖教
   本町知貴
2012-13 Legal League Div.2 第16節 vs Bants 2013.3.18 @Kings Park #1
2013年04月03日 (水) 19:06 | 編集
天気:曇り
Kick Off : 21:00(35分ハーフ)

〈布陣〉
            小泉 創           
          (坂本ロマン)

   川端勇介     石黒敬司     坂本桃太郎
  (Kwan)     (岩井充彦)   (松本桂一)

        井川洋一    三竹美彦
   
   Pon   吉村康弘    内野航平   Ken
(山下 猛)         (間野泰光)(二宮義和)

             Hin

〈レポート〉
「桃太郎、見参!」

平日夜遅い時間からのキックオフに詰め掛けた大勢の企業戦士たち。アップ中は目の前で展開される女子ラグビーの太ももに釘付けの野郎どもも、最近のチームの上昇気流に乗り今夜も勝利の美酒を味わおうと、試合前のミーティングで一気にシュー戦士の顔に変わる。
 
対戦相手は現在Div.2の首位につけるBants FC。白人主体のチームでパワーとテクニックを併せ持つとのふれこみもあるが、So what? SFCは自分達のサッカーをやるのみだ。ここのところの良い流れに加え、今宵は伝説の鉄人三竹が香港に凱旋。カラオケを歌うまでもなく、チームの士気もアゲアゲ☆ さらに、坂本弟ことロマン、香港やんのアボン、ケンといった若手新戦力も加わり、Giant Killingの準備は整っている。

前半5分、開始から布陣をコンパクトにまとめていたSFCだが、自陣ゴール前の混戦から相手にCKを献上。体格の勝る相手にしっかりとマークをつけたものの、ピンポイントでヘディングを合わされ、ボールはゴールネットを揺らす。先制を許して、スコアは0-1に。

ややアクシデンタルな開始早々の失点だが、実は結構ありがちなパターンである。いいのか悪いのか、シュー戦士達はある意味慣れっこ。全く落ち込むことなく前を向く。残り65分、時間は充分にある。

6分、相手がロングシュートを放つが枠外に逸れる。7分、相手スローインからゴール前のこぼれ球をつめてシュート、これも枠外へ。追加点を狙う相手が畳み掛けるが、SFCはなんとか持ちこたえる。

すると徐々にSFCが巻き返す。Hinからのロングフィードを、小泉がペナルティーエリア近くまで持ち込んでシュート。惜しくも枠外へ逸れるが、反撃の狼煙を上げる。ただ、まだまだ運動量豊富な相手も引くことなく、中盤から前線へ高めのプレッシャーをかけてくる。右サイドから相手のクロスが入るが、合わせたヘディングシュートは枠外へ。その後、相手にCKを与えヘディングをジャストミートされるが、守護神Hinの気持ちが乗り移ったクロスバーがSFCを守る。

早い時間から飛ばしてくる体格の勝る相手の攻勢にも冷静に対応するSFCは、虎視眈眈と反撃の準備を整えていた。

中盤の攻防では遜色なく相手と組み合っていたSFCは、競り合いの中に転がるチャンスを見逃さなかった。15分、中盤の競り合いからのこぼれ球をモモが奪う。距離はまだまだあるものの、ゴールは正面に見える。一瞬の迷いもなく、思いっきりボレーを一閃すると、試合前のシュート練習の成果が出たのか、練習を遥かに凌ぐスーパーシュートが闇を切り裂く! ボールは彗星の如く発光しながらグンっと伸び、相手キーパーを嘲笑うかのようにゴールネットに突き刺さった。一瞬、場内が静まり返る。ゴーーーーーール!! モモのスーパーミドル(ほぼロングシュート)により、SFCが試合を振り出しに戻した。

「超気持ちいい」、「何も言えねえ」と金メダリストばりの本人のコメントとともに、2013年のFIFAプシュカシュ賞にノミネートされたのは言うまでもない。

香港でのプレーも残り数試合となった“神様”との送別に華を添える、神がかった超級ゴールにより俄然勢いを増すSFC。

三竹、井川の両ボランチから供給されるボールを受け、両サイドハーフと1トップ、トップ下が追加点の演出に奔走する。同点に追いつかれた相手も追加点を狙いに前がかりになってくるところを、安定感抜群の吉村を中心にディフェンスラインが跳ね返す。

前半終盤を迎え、スピードのアグ、神通力の岩井を投入しかき回しを図るが、26分、相手の当たりそこないの中途半端なクロスがふわふわとHinの頭上を通りそのままゴール、というこれまたアクシデンタルな不運に見舞われ、勝ち越されてしまう。

再度リードを許す格好となったが、試合はまだ折り返しも迎えていない。前半のうちに同点に追いついておきたいものの、焦りは禁物。しかし、気持ちが入りすぎたのか。前半終了間際、毎晩緊縛して就寝するというCBが自らの縄を解く。

ゴッドハンド──。

これまた“神様”のはなむけに、内野前主将が黄色いカードで華を添えたのであった。

巻き返しを狙うSFCは、後半からはフレッシュなメンバーを続々投入。豊富な運動量を誇る松本、二宮を開始から投入。その後、次々と山下、間野、そしてスーパーゴール桃太郎の実弟ロマンをピッチへ送りだす。ロマンに至っては年齢も超フレッシュ。ベンチで兄からサッカー論と人生訓を授かり、満を持しての登場だ。

後半はじりじりとした攻防が続く。リーグ首位のチームを相手に正にがっぷり四つの展開。山下のサイドを駆け上がってのクロスを前線が合わせるなど、いくつか見せ場を作るもののなかなかゴールに恵まれない。進化するディフェンスラインは相手の攻撃パターンを既に解析完了。データ外の動きにもHinの好セーブにより得点を与えない。

ベンチメンバーが一人で、疲れの見え始めた相手に対し、SFCは平日夜でも豊富なゾンビ攻勢をかける。

あくまで勝利を狙うSFC。次々と多様な人材の力をぶつけていくものの、なかなか決定機を演出できない。また、チャンスにも相手キーパーの好守に阻まれ、なかなかゴールを割ることができず、結局そのまま試合終了の笛を聞くこととなった。

首位チームを相手に善戦したSFCだが、攻撃の形がなかなかハマらないところが課題として挙げられるだろう。首位と渡り合った経験を刻みつつ、次節以降得点パターンの捻出、多様化による得点力強化を図っていきたいところ。

あとは、桃太郎選手がプレミアリーグあたりへ移籍してしまわないかが気がかりである。

文/ばたやん


〈試合結果〉
Shooters 1-2 Bants
(15分 坂本)

〈今季成績〉
2012-13 Legal League Division 2
10位 勝ち点15 4勝3分9敗 得点25失点31

http://www.legalleague.net/seasons.php

〈今季チーム内ランキング〉
【得点】
1位 松本晴人  7ゴール
2位 本町知貴  4ゴール
3位 松本桂一  3ゴール
4位 石黒敬司  2ゴール
   小泉 創  
6位 大瀧 準  1ゴール
   越智公大
   Ken
   吉村康弘
   Kwan
   Kwong
   木村幹也
   西井敏之
   千葉朋広
   坂本桃太郎

【アシスト】
1位 井川洋一  3アシスト
   関口貴之
3位 石黒敬司  2アシスト
   原 仁志
   Kwan    
6位 東園 剛  1アシスト
   松本晴人
   二宮義和
   小泉 創
   坂本桃太郎
   岩井充彦
   田口聖教
   本町知貴
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