Shooters FC
We are crazy about football! No one can stop us! (日本人サッカーチーム in 香港)
2013-14 Legal League Division 2 第18節 vs BOCs 2014.4.12 @East Ho Man Tin
2014年04月17日 (木) 15:16 | 編集
Kick off:13:30
気温:27℃
湿度:83%
天気:晴

〈布陣〉
          Kwan  新田 悠
       (山下 猛)(越智公大)

   加藤新竝            間野泰光
                  (小林佳樹)
                  (二宮義和)
                  (井川洋一)

        横井 徹  原 仁志
             (福士貴幸) 
                
  三竹美彦  吉泉光一  工藤晋一  西田耕二
(鈴木 周) (星 哲史)      (井頭英信)
(内野航平)             (倉田昌彦)   

           益山秀人


〈レポート〉
試合開始前、内野主将からこの試合に向けた決まりごとが伝えられた。攻撃時、SBはセンターバックに対して高い位置をとりサイドから押し上げる。Kwan、加藤の左サイドに一度ボールを預けて、左サイドから攻撃する。逆サイドは左からのクロスに合わせるためにゴール前に入ること。

2週間ぶりの公式戦、前回は長袖のインナーを着ていたが、今回は日中のむき出しの陽射しの下、香港らしい気候の中でキックオフの笛を待つ選手たち。円陣を組み、山下のラストマッチをぜひとも勝利で飾ろうと、気合いを入れてピッチに入る。そんな状況に水を差すかのように、相手が3人足りないため、3分遅れで試合が始まった。

人数の少ない相手は前線からのプレッシャーも弱く、シューターズが自分たちのリズムでボールを運ぶ。開始早々、横井のインターセプトから新田とのワンツー(惜しくも繋がらず)、左サイドからのセンタリングと、縦の攻撃と横の攻撃を仕掛け、引いて守る相手を揺さぶり始めるシューターズ。そんな中、相手の選手が2名遅れて到着する。

試合はそのままシューターズペースで進み、前半18分には西田からのスルーパスを受けたKwanが、相手を一人かわして絶妙のクロス。これに山下がヘディングを放ち、ネットを揺らす!!! しかし、これはオフサイドの判定でノーゴールに。「日頃の行いの悪さが出たね~」と内野主将が冷やかしたように、美しい頭からの放物線は自らのはなむけとはならなかった。

時折、相手もカウンターを繰り出そうとするが、疲労の色は濃く、脅威と言えるのは日本語ができる20番のみ。とはいえ、DFラインからFWにロングパスを送る単調な攻撃をシュートまで持ち込まれるケースもあった。

前半途中から入った越智がペナルティーエリアで倒されるも、判定はノーファウル。さらに小林のエリア際からの惜しいボレーもあったが、結局ゴールを奪えずに前半が終わる。

ハーフタイムには、「相手の左サイドを突こう。右サイドは積極的に攻撃参加して崩すように」と指示があった。前半で得た手応えからも、何とか点を取って勝ちたい。そうした思いは、全員の表情から伺える。選手たちは気合い十分で後半のピッチに散っていった。

再開早々、DFラインを高い位置に押し上げ、ほぼ相手陣内での試合展開に。左右どちらからも攻撃を仕掛けたが、相手DFも根気よく対応してくる。中央を試し、サイドに開き、クロス、ショートパスと様々なパターンを織り交ぜて、ゴールを奪おうとしていたなか、途中出場の倉田から鋭いショートパスが入る。これを中央で受けた越智が絶妙のファーストタッチで一人をかわし、右斜め60度から会心のボレーシュートをゴール左隅に叩き込む!!! シューターズ、先制。

これで勢いに乗ったシューターズには、約1カ月ぶりに復帰した井川を右サイドに投入し、越智、Kwan、加藤との魅惑の攻撃カルテットが次々にチャンスを生み出し始める。井川からのミドルレンジのパスで越智やKwanへ展開、加藤の突破からのクロス、そして途中からKwanに代わった山下の惜しいシュートと、左右から終始相手ゴールを脅かしていく。

しかし一瞬の逆襲を許し、山下にメモリアルゴールを、と願うチームをヒヤリとさせる場面が訪れる。右サイドをカウンターで突かれ、エリアに侵入されてシュートを放たれる。しかしこれは、守護神・益山が見事な反応で弾き出し、ことなきをえた。

時間とともにピッチ上の気温はどんどん上昇し、最後はどちらの選手も疲労困憊に。そして結局、シューターズが1点のリードを守り切り、今季5勝目を手にしたのだった。

試合終了後、山さんが胴上げされ、宙に高く舞っていました。シューターズを長い間、支えて頂きまして、ありがとうございました。本当にお疲れさまでした!

また、後任の新田さん、ようこそ! 熱いシューターズを、さらに熱くしていきましょう!!

文/加藤洋一


〈試合結果〉
Shooters FC 1-0 BOCs
(越智 31分)

〈今季成績〉
2013-14 Legal League Division 2
8位 勝ち点20 5勝5分8敗 得点28失点39

http://www.legalleague.com.hk/seasons.php

〈今季チーム内ランキング(全公式戦)〉
【得点】
1位 越智公大  12ゴール
2位 井川洋一  4ゴール
3位 Kwan    3ゴール
4位 坂本桃太郎 2ゴール
   間野泰光
6位 松本晴人  1ゴール
   倉田昌彦
   齋藤 弘
   山下 猛
   工藤晋一
   名取一樹

【アシスト】
1位 越智公大  3アシスト
2位 Kwan    2アシスト
   井川洋一
4位 松本晴人  1アシスト
   今井雄一郎
   Pong
   名取一樹
   井頭英信
   石黒敬司
   加藤新竝
   鈴木 周
   Hin
   倉田昌彦
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2013-14 Legal League Div 2 第17節 vs USRC Experience 2014.3.21 @Kings Park #1
2014年04月11日 (金) 10:09 | 編集
Kick off: 21:00
気温: 20℃
天気: 小雨

〈布陣〉
        越智公大  名取一樹
            (坂本桃太郎)

  小林佳樹              西井敏之
 (鈴木 周)            (中村岳嗣) 
                   (間野泰光)
        加藤新竝  原 仁志

  Hin     星 哲史  吉村康弘  今井雄一郎
                   (西田耕二)
                   (倉田昌彦)
            Rocky

〈レポート〉
日本古来の習わしにおいて、春分・秋分を挟んだ一週間を称して彼岸という。仏教発祥の地インドにはみられぬ日本独自のこの風習は、各日ひとつの「波羅蜜」の実践により、迷い多き現世である「此岸」から悟りの境地である「彼岸」に至ることを目指す精進の営みである。第17節USRC Experience戦が行われたのは、かような七日間の中日にあたる春分の日であった。真東より出でし恵みの陽が真西の方角に沈んだこの日、我々は0-3の敗退を喫し、リーグ首位チームに独走を許す勝ち点3を献上することとなった。

週末の香港不在が激増してしまった筆者にとり、ここのところ新境地の開拓が進むマッチレポにおいて、どのような付加価値を実現するかは一命題である。そこで今日はひとつ、「我々はなぜサッカーをするのか」の本質に立ち返り、これを六波羅蜜の教えにそって紐解いてみたい。世相がバブル崩壊の危うさを漂わせ始めた1990年、ヤクルト・スワローズの野村新監督は、居並ぶ選手達にまず、「お前ら、なんのために生きとんのや」と問うたという。その後のヤクルト全盛期に思いを馳せるとき、この本質論こそが名将野村克也の真髄だと唱える者は多い。時は過ぎ2014年、我々シューターズはなんのために生き、ピッチを駆けるのか──。


<初日:布施波羅蜜> 利他の一、人に財を与え、道理を解き、悩み・恐れを取り除き安心を与えること。

声を出す。チャレンジ&カバー。前後左右の動きを活発にし、コンパクトな陣形を維持する。仏教の教えに照らし合わせて言うと、これらはいずれも「布施」に属する行為である。自らの務めをきっちり果たすことで味方に安心感を与え、それが余裕をもたらし、良いプレーを生む。さらには指示を出し、ボールを呼び、受身ではなく能動的なプレーを行う。これらはいずれも、チームメイトに安心を与えることが目的である。彼がこのポジションにいれば安心だ、彼にボールが渡れば安心できる、このような思いが「11」集まってサッカーチームができるのである。が、こう考えると当然、一つの疑問が現れる。必ずしも安心できないポジションもあるのであって、これについてはどう考えるべきなのだろうか……。

金曜の試合においては体格に勝る相手チームの攻勢が続いた局面でも、DF陣による跳ね返しはかなりできていた。課題としては、サイド寄りから中央方向へのクリアが何本か発生し、それが距離不足により相手MFに拾われ、続いてのピンチを招いたことだったように思う。ただ今回、Hinがフィールドプレイヤーとして参加していたが、彼のキック力をもってするとロングフィードが逆サイド深くまできれいに届くのである。現フォーメーションでこれがどう活かせるかの検討は首脳陣に譲りたいが、今後ロッキーがGKとして参画できるのであれば、意識しておくべきポイントであるように思う。

<二日目:持戒波羅蜜> 利他の二、心の迷いを取り除き、戒律を守ること。

サッカーにおける「持戒」の極地とは、GKとストライカーである。この二つのポジションの至上命題は他のポジションに比べて遥かに明確であり、それは自軍ゴールにボールを入れさせない、もしくは相手ゴールにボールを叩き込むことに尽きる。それが彼らに与えられた使命である。野生的な気迫を持つストライカーが余人をもって替え難く、GKに「守護神」と神の呼称を用いるのは、その所以と推測する。

この日の越智はまさしくストライカーであった。結果こそ無得点に終わったものの、後半幾度と得られた相手陣内でのチャンスにおいて、ボールをキープし、体格に勝る敵DFに体をあて、隙あらば突破をしかけ、ゴールを狙う。我々が銘記すべきは、前半15分、いてもたってもいられず絞り出された越智の、「なんで後ろばっかに出すんだよ!」の叫び声だったのではないだろうか。我々は左サイドでボールを奪い、反攻のチャンスを得ようとする局面であったが、MF/SB間でピンポンのような短いやりとりが反復され、前を向いて攻めにつなげるという意思が希薄であった。

多様な技術・体力レベルの選手が集合する社会人チームにおいて、チーム力の底上げは、往々にして特定ポジションにおける課題をどれだけ克服できるかにかかってくる。では、いかにして我々は課題を克服しうるのか。言うまでもなく、ボールタッチひとつ、トラップの角度ひとつでサッカー技術には彼我の差が現れる。しかしそれら基礎技術の向上は、現行のチーム運営においては至上命題たりえぬように思われる。とすれば、我々が目指すべきは「心の迷い」を払拭することではなかろうか。換言すれば、各人の技術・体力レベルに応じた役割設定であり、これを各人が心得、最終目標の実現に向けて全力を尽くしてプレーすることである。その結果、70分のマッチが観る者にとって気持ちの良いプレーで構成され、より多くの勝利を手にすることにつながるはずだ。


<三日目:忍辱波羅蜜> 自利の一:迫害困苦や侮辱等を耐え忍び、寛容な心を養うこと。

忍辱と書いてにんにくと読む第三の波羅蜜は、自らの心の有り様を観察対象とする。寛容をして、単に許容する意に解するのは狭義に過ぎない。その本質はパースペクティブを持つことであり、視野の広さを確保することにある。

自らの役割を定義づけたらば、その遂行に向けては、簡単には相手プレッシャーに崩されないプレイを実現することが必要となる。金曜の試合では、相手との間に身体を入れれば、そう簡単にボールを奪われることはないというリマンダーが何度かなされていた。競り合いの場面など、極めて実践的な指摘である。併せて、チーム力の底上げを考えたとき、特に攻守の切り替え時などで重要と思われるのはボールを持ったら、ちょっとしたフェイントを意識するということではなかろうか。

<中日:春分の日> 以下、試合経過を記す。

1‘00:敵オフサイドからの味方FKでHinのキック力を再確認! あわや相手ゴール前へ
7‘30:味方左CK、今一歩タイミング合わず
8‘00:越智が見事なドリブルで3人をかわすも、シュートには至らず
11‘00:左中盤から結果的にロングシュートとなった弾道がGKの頭上を掠めてネットへ。0-1
15‘00:越智が中央で振り向きざまにシュート。惜しい!
27‘00:吉村がスライディングで敵と接触

ハーフタイム:反則が多く、両軍がヒートアップしていたため、審判より両キャプテンに注意

2‘00:相手左CK、ロッキーのクリアが小さかったが、星が体を張ってセーブ
9‘00:敵右CKがそのままゴール。0-2
12‘00:ゴール前で猛攻を受けるも、3度にわたり跳ね返す
19‘30:中央付近のもつれから放たれた相手のシュート。ひやっとしたがロッキーがナイスセーブ
25‘40:越智がループ狙うもゴールならず。惜しい!
27‘00:相手右CKからゴール前がもつれ、3点目を押し込まれる。0-3
33‘30:敵陣エリア内にて間接FK(??)を得るも決められず


<五日目:精進波羅蜜> 自利の二、目標に向かって一筋に努力すること

努力とは一見誰の目にも分かり易いようだが、その実は、前述の役割設定、目標の定義こそが要となる逆説的なコンセプトである。

今回、平日の開催にも関わらず交代要員が揃うまでの人数が集ったことは喜ばしいことであった。が、そのことは裏を返せば、我々は常にベストメンバーでは構成されえないという認識である。そのようなチームとしてどう戦うかが見えたとき、一筋の努力が真に活きるに違いない。

<六日目:禅定波羅蜜> 解脱の一、散乱する心を抑え、落ち着いて動揺しない精神を培うこと。

0-3の結果にも関わらず、惨敗と形容したメンバーは実のところいなかったのではないかと思われる。もちろん3点差というのは小さな得失点差ではないし、前回の0-1との比較においても悔しさは強い。しかし、今回我々は2点目を失い総崩れとなり、あれよあれよという間に3点差に突き放された、という展開を経たのではなく、そのことは銘記しておくべきである。

個々人が全力を尽くしてプレーしていても、チームとしてはばらばらになってしまうことがある。それはイレブンが不安に駆られ、迷いを心に宿し、重圧に耐えられず、ついには個々の努力が全体の力につながらない事態を指す。チーム内に「動揺」が伝播することにより引き起こされる状態である。では「動揺」とはなんであろうか。それは仲間の心が読めないことによる精神力の地盤沈下である。

ついに2点目を失った、でも吉村はまだ元気だ、加藤、星も気合十分、越智も隙あらば仕掛ける意気込みだ、との雰囲気が瞬時に伝わり、金曜のシューターズは地盤沈下しなかった。得点差とは裏腹に、我々が複数の柱をもつチームだということを再認識したのは筆者だけであろうか。敗戦の悔しさをバネとしつつ、こうしたチーム力への漠然とした自信もまた、勝利への礎として重要だと思われる。


<最終日:智慧波羅蜜> 解脱の二、真理を悟り、本質を見極めること。

サッカーの真理とはなんであろうか。本稿を締めくくるにあたっては、やや試合内容とは異なる視点で論じたい。リーガルリーグ公式HPには3月3日付けで“A message from the Disciplinary Committee”なるエントリーが掲示されているが、これは一読に値する内容だ。リーグ事務局によれば、ここのところレッドカードが続発しており、過去数週間においても、殴打によるアゴ骨折、顔面へのヒジ鉄、果てはレフェリーへの頭突きという信じ難い違反行為が発生しているそうだ。各プレイヤーの自発的な参加によって成り立つ社会人リーグにおいて、衝動的な暴力行為ほど本末転倒なことはない。愛するサッカーを満喫するための勝利へのこだわりと共に、相手選手ならびにレフェリーに対するフェアプレー精神を決して失わないチームであり続けることも、実に重要なことだと思う。

http://www.legalleague.com.hk/news.php?id=99


普段の形式とはやや趣を異にしたマッチレポとなった。まもなくシーズンの最終局面を向かえるにあたり、今一度シューターズのあり方を振り返ることにも意味があろうと考え、時系列によらぬ取り纏めを試みたものだが、僅かにでもチーム内の議論の一助となれば誠に幸いである。

文/ガクシ

〈試合結果〉
Shooters FC 0-3 USRC Experience

〈今季成績〉
2013-14 Legal League Division 2
8位 勝ち点17 4勝5分8敗 得点27失点39

http://www.legalleague.com.hk/seasons.php

〈今季チーム内ランキング(全公式戦)〉
【得点】
1位 越智公大  11ゴール
2位 井川洋一  4ゴール
3位 Kwan    3ゴール
4位 坂本桃太郎 2ゴール
   間野泰光
6位 松本晴人  1ゴール
   倉田昌彦
   齋藤 弘
   山下 猛
   工藤晋一
   名取一樹

【アシスト】
1位 越智公大  3アシスト
2位 Kwan    2アシスト
   井川洋一
4位 松本晴人  1アシスト
   今井雄一郎
   Pong
   名取一樹
   井頭英信
   石黒敬司
   加藤新竝
   鈴木 周
   Hin
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