2016年01月25日 (月) 13:05 | 編集
Kick Off 16:30
気温 8℃
天気 曇り

杉山俊哉 松下素之
(Dennis) (内野航平)
(西村純)
垣崎靖 小林佳樹
(間野泰光)
原仁志 西井敏之
西田耕ニ 佐藤順平 工藤晋一 今井雄一郎
(鈴木周) (二宮義和)
(出水惟貴)
津田哲平
前節13節で初勝利をもぎ取ったシューターズ(以下SFC)、今週からいよいよ連勝街道を突っ走ろうや!と皆の気合が入る。
そんな14節の相手はSAMURAI BLUE。日本語の”サムライ”と言う言葉がチーム名に入る彼らは、日本代表の選手名が背中に入った青いユニフォームを身にまとう、恐らく香港人の中でも日本を愛する人たちで構成されたチーム。
が良く見ると、明らかにヨーロッパ系、アフリカ系の屈強なボディーを持つ選手が依然よりも増えている。
前年リーグ最下位だったこのチームも今季、大型外国人の補強をおこなったようで得点力が上がり、以前よりパワーアップしているとの噂を耳にする。
今のSFCに楽に勝てる相手などいないが、より一層油断はできない相手である。
この試合最初のチャンスを掴んだのはSAMURAI BLUE。1分、中盤からのスルーパスにフォワード14番が裏へ抜け出しGKと1対1の局面、ここは津田が難なくセーブして凌ぐも冷やりとさせられる場面であった。
今日はこの14番に再三苦しめられることになる。
一方、SFCも反撃に出る。
両サイドハーフ小林、垣崎を中心とした攻撃でクロスボールが相手ゴール前に放り込まれる。
3分にはこぼれ球を垣崎が拾いシュート。6分、クロスから西井のヘディング。
どちらもあと少しで枠は捉えられないが、相手陣地内でプレーする時間が長い理想的な立ち上がりを見せた。
16分には右サイドバック今井のオーバーラップから正確なクロス、トップ松下のヘディングシュート。
得点の香りこそ立ちこめるも、中々ネットを揺らすことができない。
一方のSAMURAIも中盤の25番とFW14番の連携からSFCゴールを脅かす。
佐藤、工藤のセンターバックがその度に跳ね返すも、27分に競り合いのこぼれ球を押し込まれ失点してしまう。
貴重な先制点を相手に取られ、そのまま前半は終了。立ち上がりの良い雰囲気から一転、厳しい試合展開を強いられる。
ハーフタイムでの話し合いではフリーにさせがちな25番を必ず誰かがチェックすることを全体で確認。
やっと前節勝利し、ここから連勝という中でこれ以上の失点は防ぎたい。
もし負ければ、またもシンガポールから「気合が足りない」だの「一蘭食べたい」だの愛にあふれた喝を頂戴することになってしまう。
しっかりと切り替えて後半に入る。
後半開始立ち上がりは前半同様SFCペースで全体的に押し上げてプレーする事が功を奏した。
アマネのドリブルから良い位置でFK獲得、垣崎のシュートは惜しくもGKに阻まれるが、その後も前線でプレーを続けミドルシュートやらCKやらでSAMURAIゴールを攻め続ける。
すると松下のパスを受けた杉山が左足一閃、ニアサイドに突き刺し待望の同点弾!
今季はここまで出席率も悪く、ゴール1つすらないことで早くも今季MDP(注1)筆頭候補となり、先輩方からの執拗なイビリとプレッシャーを受けながら臨んだ久しぶりの試合でゴールを奪い、密かに胸をなでおろす。
ここからしばらくはSFCペースで進んでいく。
原、西井を中心に相手25番も自由にさせず一気に逆転といきたいところであったが、自陣ゴール前の混戦の中からPKを与え勝ち越しを許してしまう。
突き放されるが簡単には引き下がらないSFCは失点直後にカウンター気味の攻撃から原がフリーの間野に繋ぎ、落ち着いて狙い済ましたゴールは相手キーパーの手に当たるもそのままゴールへ吸い込まれた。
これで再び試合を振り出しに戻したSFCはそのままの勢いで28分、絶好調垣崎が直接FKを見事に決め3-2とついに逆転。
トップ一人を前に残しFWの内野から全員でプレスをかけ、このまま試合終了かと思った後半ロスタイムに悲劇は訪れる。
ロングボールを嫌なところに放り込まれキーパーが飛び出すも、相手が先にボールに触りそのまま皮肉な放物線を描きゴールへ。
土壇場で同点にされてしまい試合終了。
勝ち点3がそこまで見えていたが悔しくもドローで14節を終えた。
結果は引き分けだが試合全体を見れば特に後半の立ち上がりはディフェンスラインも押し上がり全体的にコンパクトに前でプレーできていた時間帯も多かった。
全員がこの雰囲気を忘れず次節、第1ラウンド最終戦を勝利で迎えたい。
文/杉山俊哉
注1:MDP。Most Disappointed Playerの頭文字をとった、チームで期待最も失望的なパフォーマンスを残した選手に送られる賞。昨シーズンは工藤が初代MDPを受賞し、レク係りになると受賞しがちではと一部で囁かれている。
〈試合結果〉
Shooters FC 3-3 Samurai Blue
〈得点者〉
杉山俊哉(アシスト松下素之)
間野泰光(アシスト原仁志)
垣崎靖(直接FK)
〈今季成績〉 2015-16 Legal League 14位 勝ち点8 1勝5分8敗 得点18失点38
http://www.legalleague.com.hk/seasons.php
〈今季チーム内ランキング(全公式戦)〉
【得点】
1位 垣崎 靖 5得点
2位 間野泰光 3得点
3位 西井敏之 2得点
福谷健二
4位 津田哲平 1得点
吉岡拓馬
工藤晋一
井川洋一
内野航平
名取一樹
杉山俊哉
【アシスト】
1位 小林佳樹 3アシスト
2位 吉村康弘 2アシスト
垣崎 靖
2位 杉山俊哉 1アシスト
西村純
原仁志
松下素之
【イエローカード】
1位 鈴木 周 3枚
2位 内野航平 2枚
3位 垣崎 靖 1枚
杉本敏郎
気温 8℃
天気 曇り

杉山俊哉 松下素之
(Dennis) (内野航平)
(西村純)
垣崎靖 小林佳樹
(間野泰光)
原仁志 西井敏之
西田耕ニ 佐藤順平 工藤晋一 今井雄一郎
(鈴木周) (二宮義和)
(出水惟貴)
津田哲平
前節13節で初勝利をもぎ取ったシューターズ(以下SFC)、今週からいよいよ連勝街道を突っ走ろうや!と皆の気合が入る。
そんな14節の相手はSAMURAI BLUE。日本語の”サムライ”と言う言葉がチーム名に入る彼らは、日本代表の選手名が背中に入った青いユニフォームを身にまとう、恐らく香港人の中でも日本を愛する人たちで構成されたチーム。
が良く見ると、明らかにヨーロッパ系、アフリカ系の屈強なボディーを持つ選手が依然よりも増えている。
前年リーグ最下位だったこのチームも今季、大型外国人の補強をおこなったようで得点力が上がり、以前よりパワーアップしているとの噂を耳にする。
今のSFCに楽に勝てる相手などいないが、より一層油断はできない相手である。
この試合最初のチャンスを掴んだのはSAMURAI BLUE。1分、中盤からのスルーパスにフォワード14番が裏へ抜け出しGKと1対1の局面、ここは津田が難なくセーブして凌ぐも冷やりとさせられる場面であった。
今日はこの14番に再三苦しめられることになる。
一方、SFCも反撃に出る。
両サイドハーフ小林、垣崎を中心とした攻撃でクロスボールが相手ゴール前に放り込まれる。
3分にはこぼれ球を垣崎が拾いシュート。6分、クロスから西井のヘディング。
どちらもあと少しで枠は捉えられないが、相手陣地内でプレーする時間が長い理想的な立ち上がりを見せた。
16分には右サイドバック今井のオーバーラップから正確なクロス、トップ松下のヘディングシュート。
得点の香りこそ立ちこめるも、中々ネットを揺らすことができない。
一方のSAMURAIも中盤の25番とFW14番の連携からSFCゴールを脅かす。
佐藤、工藤のセンターバックがその度に跳ね返すも、27分に競り合いのこぼれ球を押し込まれ失点してしまう。
貴重な先制点を相手に取られ、そのまま前半は終了。立ち上がりの良い雰囲気から一転、厳しい試合展開を強いられる。
ハーフタイムでの話し合いではフリーにさせがちな25番を必ず誰かがチェックすることを全体で確認。
やっと前節勝利し、ここから連勝という中でこれ以上の失点は防ぎたい。
もし負ければ、またもシンガポールから「気合が足りない」だの「一蘭食べたい」だの愛にあふれた喝を頂戴することになってしまう。
しっかりと切り替えて後半に入る。
後半開始立ち上がりは前半同様SFCペースで全体的に押し上げてプレーする事が功を奏した。
アマネのドリブルから良い位置でFK獲得、垣崎のシュートは惜しくもGKに阻まれるが、その後も前線でプレーを続けミドルシュートやらCKやらでSAMURAIゴールを攻め続ける。
すると松下のパスを受けた杉山が左足一閃、ニアサイドに突き刺し待望の同点弾!
今季はここまで出席率も悪く、ゴール1つすらないことで早くも今季MDP(注1)筆頭候補となり、先輩方からの執拗なイビリとプレッシャーを受けながら臨んだ久しぶりの試合でゴールを奪い、密かに胸をなでおろす。
ここからしばらくはSFCペースで進んでいく。
原、西井を中心に相手25番も自由にさせず一気に逆転といきたいところであったが、自陣ゴール前の混戦の中からPKを与え勝ち越しを許してしまう。
突き放されるが簡単には引き下がらないSFCは失点直後にカウンター気味の攻撃から原がフリーの間野に繋ぎ、落ち着いて狙い済ましたゴールは相手キーパーの手に当たるもそのままゴールへ吸い込まれた。
これで再び試合を振り出しに戻したSFCはそのままの勢いで28分、絶好調垣崎が直接FKを見事に決め3-2とついに逆転。
トップ一人を前に残しFWの内野から全員でプレスをかけ、このまま試合終了かと思った後半ロスタイムに悲劇は訪れる。
ロングボールを嫌なところに放り込まれキーパーが飛び出すも、相手が先にボールに触りそのまま皮肉な放物線を描きゴールへ。
土壇場で同点にされてしまい試合終了。
勝ち点3がそこまで見えていたが悔しくもドローで14節を終えた。
結果は引き分けだが試合全体を見れば特に後半の立ち上がりはディフェンスラインも押し上がり全体的にコンパクトに前でプレーできていた時間帯も多かった。
全員がこの雰囲気を忘れず次節、第1ラウンド最終戦を勝利で迎えたい。
文/杉山俊哉
注1:MDP。Most Disappointed Playerの頭文字をとった、チームで期待最も失望的なパフォーマンスを残した選手に送られる賞。昨シーズンは工藤が初代MDPを受賞し、レク係りになると受賞しがちではと一部で囁かれている。
〈試合結果〉
Shooters FC 3-3 Samurai Blue
〈得点者〉
杉山俊哉(アシスト松下素之)
間野泰光(アシスト原仁志)
垣崎靖(直接FK)
〈今季成績〉 2015-16 Legal League 14位 勝ち点8 1勝5分8敗 得点18失点38
http://www.legalleague.com.hk/seasons.php
〈今季チーム内ランキング(全公式戦)〉
【得点】
1位 垣崎 靖 5得点
2位 間野泰光 3得点
3位 西井敏之 2得点
福谷健二
4位 津田哲平 1得点
吉岡拓馬
工藤晋一
井川洋一
内野航平
名取一樹
杉山俊哉
【アシスト】
1位 小林佳樹 3アシスト
2位 吉村康弘 2アシスト
垣崎 靖
2位 杉山俊哉 1アシスト
西村純
原仁志
松下素之
【イエローカード】
1位 鈴木 周 3枚
2位 内野航平 2枚
3位 垣崎 靖 1枚
杉本敏郎
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2016年01月22日 (金) 19:44 | 編集
Kick Off 21:00
気温 13℃
天気 曇り

松下素之 津田哲平
(内野航平) (上原祐史)
(岩井充彦) (出水惟貴)
垣崎靖 杉本敏郎
(間野泰光) (石黒敬司)
原仁志 名取一樹
(西井敏之)
小林佳樹 西田耕ニ 佐藤順平 吉村康弘
(鈴木周) (星哲史)
M
朝から降り頻る雨、どんよりした暗い空に今夜の試合の行方を重ねあわせたのは、僕だけではないだろう。
相手は目下LEAGUE 3位の強豪であるUSRCなのだから。
ところが、夕方になってみるとそれまでの雨は止んでサッカーをするには丁度良い香港らしからぬ肌寒い夜になり、しかし以前風は強く向い風で走るのは難儀だったが、その風がこの後の試合展開を左右するとはその時は思いもしなかった。
平日の夜にも関わらず、また前日までには12人しか参加登録が無かったにも関わらず、Kick Offに集まった勇士は香港マラソン出場で来港していた岩井を含め20名。
それだけでも我々全員の「先ず一勝」に懸ける想いが伝わってくるというものだ。
さて、USRCボールでのKICK OFF。
「とにかくプレス」という事前MEETINGの通り前線から果敢にプレッシャーをかけにいく。
USRCの攻撃は中央から走り込んだり、前線に蹴り込むというよりは、サイドにボールを回しながらビルドアップをしていこうという意図が感じられる。
ここは前半の総括とも言えるのだが、とにかくSFCのプレッシャー、体の寄せ、ルーズボール奪取が悉く成功して、相手にペースを渡さない。
特にボランチと最終ラインがコンパクトにまとまっていた為、相手に良い位置でボールを持たせず固い守備を見せた。
とはいえフィジカルで上回るUSRCに中盤の小競り合いからボールを奪われると一気に最終ラインを脅かされ、前半9分、12分、20分と続けてCKを取られるが、集中力を切らさずしっかりと競り合い事無きを得る。
一方、攻撃では6分にカッキーがミドルを放つが枠を捉えきれない。
15分、カズが中央ラインからの浮き球でパス、素がオフサイドの位置にいた為相手DFの足が止まったところを二列目からカッキ―が走り抜けトラップ、GKと一対一になるが、角度のないところからのシュートは相手GKに阻まれる。
このまま前半30分までは一進一退の攻防を繰り返す。
そして迎えた前半終了間際、中央ラインから10m辺り敵陣の位置でFKのチャンスを得る。
少し距離はあったがベンチからの「カッキ―狙え!!」の声で攻撃陣はこぼれ球に備えた。
多分、本人は言われなくてもそう思っていたのだろう。
思い切り振りぬいた左足から放たれたシュートは、追い風を受けてペナルティーエリアに集まっていた選手の頭上を越え、ジャンプしたGKの左手をかすめてゴールに吸い込まれた!!
追い風を利用した(?)素晴らしいLONG FREE KICK!!!
そして前半終了のホイッスル!1-0で前半を折り返した。
そして迎えた「我慢」の後半・・・
前半同様にKICK OFFからはハイプレッシャーをかけ続け、相手にペースを握らせない。
15分までは、どちらかというとSFCのペースともいえるようなゲーム運びを見せた。
ペナルティーエリア前でのカズのトラップからのシュートは惜しくも枠を外れ、敵陣中央でボールカットしたカズがTOTTIへ繋ぎ、そこから哲平へスルーパスを送るも長すぎてGKがカット。
中々フィニッシュまで綺麗に持ち込めないが、攻撃的に戦い、ここまではまあ良かった。
だがしかし、だんだんとSFCの足が止まりだす…
相手は右サイドからの崩しから仕掛けて来るが、アマちゃんの強固なディフェンスにより中々崩させない。
SFCがボールを奪っても効果的に前線に繋げずクリアーしてしまい跳ね返される場面が増え、何回も危機的な状況を作られたが相手のシュート精度が低かった事にも助けられリードを守る。
終盤にCKからのこぼれ球を決められるが、直前のファウルで取り消しに!!
その夜、勝利の女神はSFCに微笑んだ。
我慢の時間の後に鳴り響く試合終了のホイッスル。
13節目での初めての勝利!!しかもGiant Killing!!
夜のKINGS PARKにSFCメンバーの雄叫びが響き渡ったのは想像に難しくない。
<総括>
集中力が初めから終わりまで非常に良く保たれた試合であった。
プレッシャーを惜しまず献身的にプレー出来た事が勝利の要因だと思う。
ポジショニングがコンパクトに保たれたので中々効果的なパスを出させず、相手ペースに飲み込まれる展開にはさせなかった。
ただ、我々も同様にパスはあまり繋げられなかった。
もっとワイドに開いてサイドにパスを回し一呼吸いてからフリーのスペースを見つけて走り込めるように、もう少しを各人が周りを見たプレーを意識した方が良いと思う。
シンプルな戦術、決め事を試合前のミーティングでもっと話し合うようにしていこう。
何れにしても、先ず一勝。
そしてこの一勝が、WINNING ROADの第一歩になる事を祈る!
文/TOTTI
〈試合結果〉
Shooters FC 1-0 USRC Experience
〈得点者〉垣崎靖(FK)
〈今季成績〉 2015-16 Legal League 15位 勝ち点7 1勝4分8敗 得点15失点35
http://www.legalleague.com.hk/seasons.php
〈今季チーム内ランキング(全公式戦)〉
【得点】
1位 垣崎 靖 4得点
2位 西井敏之 2得点
間野泰光
福谷健二
3位 津田哲平 1得点
吉岡拓馬
工藤晋一
井川洋一
内野航平
名取一樹
【アシスト】
1位 小林佳樹 3アシスト
2位 吉村康弘 2アシスト
垣崎 靖
2位 杉山俊哉 1アシスト
西村純
【イエローカード】
1位 鈴木 周 2枚
2位 内野航平 1枚
垣崎 靖
杉本敏郎
気温 13℃
天気 曇り

松下素之 津田哲平
(内野航平) (上原祐史)
(岩井充彦) (出水惟貴)
垣崎靖 杉本敏郎
(間野泰光) (石黒敬司)
原仁志 名取一樹
(西井敏之)
小林佳樹 西田耕ニ 佐藤順平 吉村康弘
(鈴木周) (星哲史)
M
朝から降り頻る雨、どんよりした暗い空に今夜の試合の行方を重ねあわせたのは、僕だけではないだろう。
相手は目下LEAGUE 3位の強豪であるUSRCなのだから。
ところが、夕方になってみるとそれまでの雨は止んでサッカーをするには丁度良い香港らしからぬ肌寒い夜になり、しかし以前風は強く向い風で走るのは難儀だったが、その風がこの後の試合展開を左右するとはその時は思いもしなかった。
平日の夜にも関わらず、また前日までには12人しか参加登録が無かったにも関わらず、Kick Offに集まった勇士は香港マラソン出場で来港していた岩井を含め20名。
それだけでも我々全員の「先ず一勝」に懸ける想いが伝わってくるというものだ。
さて、USRCボールでのKICK OFF。
「とにかくプレス」という事前MEETINGの通り前線から果敢にプレッシャーをかけにいく。
USRCの攻撃は中央から走り込んだり、前線に蹴り込むというよりは、サイドにボールを回しながらビルドアップをしていこうという意図が感じられる。
ここは前半の総括とも言えるのだが、とにかくSFCのプレッシャー、体の寄せ、ルーズボール奪取が悉く成功して、相手にペースを渡さない。
特にボランチと最終ラインがコンパクトにまとまっていた為、相手に良い位置でボールを持たせず固い守備を見せた。
とはいえフィジカルで上回るUSRCに中盤の小競り合いからボールを奪われると一気に最終ラインを脅かされ、前半9分、12分、20分と続けてCKを取られるが、集中力を切らさずしっかりと競り合い事無きを得る。
一方、攻撃では6分にカッキーがミドルを放つが枠を捉えきれない。
15分、カズが中央ラインからの浮き球でパス、素がオフサイドの位置にいた為相手DFの足が止まったところを二列目からカッキ―が走り抜けトラップ、GKと一対一になるが、角度のないところからのシュートは相手GKに阻まれる。
このまま前半30分までは一進一退の攻防を繰り返す。
そして迎えた前半終了間際、中央ラインから10m辺り敵陣の位置でFKのチャンスを得る。
少し距離はあったがベンチからの「カッキ―狙え!!」の声で攻撃陣はこぼれ球に備えた。
多分、本人は言われなくてもそう思っていたのだろう。
思い切り振りぬいた左足から放たれたシュートは、追い風を受けてペナルティーエリアに集まっていた選手の頭上を越え、ジャンプしたGKの左手をかすめてゴールに吸い込まれた!!
追い風を利用した(?)素晴らしいLONG FREE KICK!!!
そして前半終了のホイッスル!1-0で前半を折り返した。
そして迎えた「我慢」の後半・・・
前半同様にKICK OFFからはハイプレッシャーをかけ続け、相手にペースを握らせない。
15分までは、どちらかというとSFCのペースともいえるようなゲーム運びを見せた。
ペナルティーエリア前でのカズのトラップからのシュートは惜しくも枠を外れ、敵陣中央でボールカットしたカズがTOTTIへ繋ぎ、そこから哲平へスルーパスを送るも長すぎてGKがカット。
中々フィニッシュまで綺麗に持ち込めないが、攻撃的に戦い、ここまではまあ良かった。
だがしかし、だんだんとSFCの足が止まりだす…
相手は右サイドからの崩しから仕掛けて来るが、アマちゃんの強固なディフェンスにより中々崩させない。
SFCがボールを奪っても効果的に前線に繋げずクリアーしてしまい跳ね返される場面が増え、何回も危機的な状況を作られたが相手のシュート精度が低かった事にも助けられリードを守る。
終盤にCKからのこぼれ球を決められるが、直前のファウルで取り消しに!!
その夜、勝利の女神はSFCに微笑んだ。
我慢の時間の後に鳴り響く試合終了のホイッスル。
13節目での初めての勝利!!しかもGiant Killing!!
夜のKINGS PARKにSFCメンバーの雄叫びが響き渡ったのは想像に難しくない。
<総括>
集中力が初めから終わりまで非常に良く保たれた試合であった。
プレッシャーを惜しまず献身的にプレー出来た事が勝利の要因だと思う。
ポジショニングがコンパクトに保たれたので中々効果的なパスを出させず、相手ペースに飲み込まれる展開にはさせなかった。
ただ、我々も同様にパスはあまり繋げられなかった。
もっとワイドに開いてサイドにパスを回し一呼吸いてからフリーのスペースを見つけて走り込めるように、もう少しを各人が周りを見たプレーを意識した方が良いと思う。
シンプルな戦術、決め事を試合前のミーティングでもっと話し合うようにしていこう。
何れにしても、先ず一勝。
そしてこの一勝が、WINNING ROADの第一歩になる事を祈る!
文/TOTTI
〈試合結果〉
Shooters FC 1-0 USRC Experience
〈得点者〉垣崎靖(FK)
〈今季成績〉 2015-16 Legal League 15位 勝ち点7 1勝4分8敗 得点15失点35
http://www.legalleague.com.hk/seasons.php
〈今季チーム内ランキング(全公式戦)〉
【得点】
1位 垣崎 靖 4得点
2位 西井敏之 2得点
間野泰光
福谷健二
3位 津田哲平 1得点
吉岡拓馬
工藤晋一
井川洋一
内野航平
名取一樹
【アシスト】
1位 小林佳樹 3アシスト
2位 吉村康弘 2アシスト
垣崎 靖
2位 杉山俊哉 1アシスト
西村純
【イエローカード】
1位 鈴木 周 2枚
2位 内野航平 1枚
垣崎 靖
杉本敏郎
2016年01月16日 (土) 15:28 | 編集
Kick Off 16:30
気温 16℃
天気 曇り

石黒敬司 西井敏之
(Dennis) (津田哲平)
垣崎靖 福谷健二
(二宮義和)
原仁志 名取一樹
鈴木周 西田耕ニ 今井雄一郎 小林佳樹
(内野航平)
M
未だ白星のない我らシュターズは3部降格の危機に直面しており新年緒戦を負ける訳にはいかない。
皆一様に〝今日こそは勝つ〟と息巻いていた。
生憎の曇り空、生憎の有り得ない狭さのピッチに時折吹き下ろされる強い風が肌に沁みた。
ハッピーバレーを見下ろす超高層ビル群に我らの熱き闘志を照らし、身長の高い相手を蹴散らさんとばかりにウォーミングアップにも自然と熱が入る。
イッチニーサーンシッ。
異口同音に響き渡る声に、我らのモチベーションは最高潮に達していた。
この日は今シーズン序盤までシューターズを率いたキングカズの姿もあり、
今季初勝利を手にする為の万全の環境が整っていた。
はずだった...
開始間もなくして痛恨の失点を喫してしまい、そこからScottishの徹底したシンプルなロングボールとロングスローからの体格を活かしたClassic England footballに失点を重ねてしまう。
集中力の欠如と、対格差故か完膚なきまでに蹴散らされてしまい、結果は2対6の惨敗。
相手の猛攻を守りきれず、終わりを迎えた頃には、皆疲弊しきっており新年緒戦はまたも悔しい結果となってしまった。
HV3の狭いピッチは今季何度も経験しており、何かしらの対策を練るべきだったのかもしれない。
歓喜に沸いた我らのゴールはコバさんの鋭い出足でのパスカットからの見事なスルーパスを福ちゃんが華麗に走り込んで決めたスーパーゴール。
そして、カッキーからの絶妙なCKをドンピシャで合わせたキングカズのスーパヘッドの2点。
素晴らしいゴールが2つ生まれたのは良かった点だが、6点も取られては勝ち点3は得られない。
しかもこの試合にはS所属のM氏がキーパーの代役を務めてくれ、そのスーパーセーブに何度も危機を救われた。
さらに多くの失点を喫していた可能性が高いという点を認識した上で6失点という現実を受け入れなければならない。
セットプレーからの失点は仕方ない失点もあるが集中が切れた時に起こる事が多い。
GKとDFが中心になって声を掛け合い、味方に注意を促し、競り合いに勝てなくともしっかりと身体を当てて自由にやらせなければ何点も取られる事は無いはずだ。
ベンチからも励ます声を掛け、何よりサッカーを楽しみ、しっかり集中してまずはチーム全員が守備の意識を高く持つ事で失点を減らす事を守備陣だけでなく全員で意識していきたい。
攻撃に関してはしっかりトラップをして走るという基本的な事をしっかり実践した上で、何かしらの約束事を決めてやっていくべきだろう。
今季続いている敗戦の流れを次節でしっかりと切り、2016年も楽しくサッカーが出来る様、ここから切り替えて今季残りを戦おう。
文/石96敬司
〈試合結果〉
Shooters FC 2-6 HK Scottish
〈得点者〉福谷健二(小林佳樹)、名取一樹(垣崎靖)
〈今季成績〉 2015-16 Legal League 15位 勝ち点3 0勝4分8敗 得点14失点35
http://www.legalleague.com.hk/seasons.php
〈今季チーム内ランキング(全公式戦)〉
【得点】
1位 垣崎 靖 3得点
2位 西井敏之 2得点
間野泰光
福谷健二
3位 津田哲平 1得点
吉岡拓馬
工藤晋一
井川洋一
内野航平
名取一樹
【アシスト】
1位 小林佳樹 3アシスト
2位 吉村康弘 2アシスト
垣崎 靖
2位 杉山俊哉 1アシスト
西村純
【イエローカード】
1位 鈴木 周 2枚
2位 内野航平 1枚
垣崎 靖
杉本敏郎
気温 16℃
天気 曇り

石黒敬司 西井敏之
(Dennis) (津田哲平)
垣崎靖 福谷健二
(二宮義和)
原仁志 名取一樹
鈴木周 西田耕ニ 今井雄一郎 小林佳樹
(内野航平)
M
未だ白星のない我らシュターズは3部降格の危機に直面しており新年緒戦を負ける訳にはいかない。
皆一様に〝今日こそは勝つ〟と息巻いていた。
生憎の曇り空、生憎の有り得ない狭さのピッチに時折吹き下ろされる強い風が肌に沁みた。
ハッピーバレーを見下ろす超高層ビル群に我らの熱き闘志を照らし、身長の高い相手を蹴散らさんとばかりにウォーミングアップにも自然と熱が入る。
イッチニーサーンシッ。
異口同音に響き渡る声に、我らのモチベーションは最高潮に達していた。
この日は今シーズン序盤までシューターズを率いたキングカズの姿もあり、
今季初勝利を手にする為の万全の環境が整っていた。
はずだった...
開始間もなくして痛恨の失点を喫してしまい、そこからScottishの徹底したシンプルなロングボールとロングスローからの体格を活かしたClassic England footballに失点を重ねてしまう。
集中力の欠如と、対格差故か完膚なきまでに蹴散らされてしまい、結果は2対6の惨敗。
相手の猛攻を守りきれず、終わりを迎えた頃には、皆疲弊しきっており新年緒戦はまたも悔しい結果となってしまった。
HV3の狭いピッチは今季何度も経験しており、何かしらの対策を練るべきだったのかもしれない。
歓喜に沸いた我らのゴールはコバさんの鋭い出足でのパスカットからの見事なスルーパスを福ちゃんが華麗に走り込んで決めたスーパーゴール。
そして、カッキーからの絶妙なCKをドンピシャで合わせたキングカズのスーパヘッドの2点。
素晴らしいゴールが2つ生まれたのは良かった点だが、6点も取られては勝ち点3は得られない。
しかもこの試合にはS所属のM氏がキーパーの代役を務めてくれ、そのスーパーセーブに何度も危機を救われた。
さらに多くの失点を喫していた可能性が高いという点を認識した上で6失点という現実を受け入れなければならない。
セットプレーからの失点は仕方ない失点もあるが集中が切れた時に起こる事が多い。
GKとDFが中心になって声を掛け合い、味方に注意を促し、競り合いに勝てなくともしっかりと身体を当てて自由にやらせなければ何点も取られる事は無いはずだ。
ベンチからも励ます声を掛け、何よりサッカーを楽しみ、しっかり集中してまずはチーム全員が守備の意識を高く持つ事で失点を減らす事を守備陣だけでなく全員で意識していきたい。
攻撃に関してはしっかりトラップをして走るという基本的な事をしっかり実践した上で、何かしらの約束事を決めてやっていくべきだろう。
今季続いている敗戦の流れを次節でしっかりと切り、2016年も楽しくサッカーが出来る様、ここから切り替えて今季残りを戦おう。
文/石96敬司
〈試合結果〉
Shooters FC 2-6 HK Scottish
〈得点者〉福谷健二(小林佳樹)、名取一樹(垣崎靖)
〈今季成績〉 2015-16 Legal League 15位 勝ち点3 0勝4分8敗 得点14失点35
http://www.legalleague.com.hk/seasons.php
〈今季チーム内ランキング(全公式戦)〉
【得点】
1位 垣崎 靖 3得点
2位 西井敏之 2得点
間野泰光
福谷健二
3位 津田哲平 1得点
吉岡拓馬
工藤晋一
井川洋一
内野航平
名取一樹
【アシスト】
1位 小林佳樹 3アシスト
2位 吉村康弘 2アシスト
垣崎 靖
2位 杉山俊哉 1アシスト
西村純
【イエローカード】
1位 鈴木 周 2枚
2位 内野航平 1枚
垣崎 靖
杉本敏郎