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Shooters FC
We are crazy about football! No one can stop us! (日本人サッカーチーム in 香港)
2011-12 FFL第15節 vs TWF 2012.5.20 @KTP
2012年05月22日 (火) 16:55 | 編集
2011-12 FFL最終戦 vs TWF 2012.5.20 @KTP2
天気:快晴 体感気温35度
Kick Off : 9:40(前半40分、後半30分)

<システムとメンバー>

            小泉 創           
          (30分 本町知貴)

   川端勇介     岩井充彦     坂本桃太郎
(30分 越智広大)(30分 木村幹也)   (41分 山下 猛)

         青柳隆浩    Pan
               (41分 松本桂一)

   渕脇 穣  東園 剛  三竹美彦  倉田昌彦
                      (41分 西尾拓朗)

             Hin



その男は背負っていた。

今日の最終戦で勝利を挙げれば、先代の齋藤主将と固い契りを交わしたリーグ5位の目標に手が届く。ここで何としても目標を現実のものとしたい。今やFFLカップ王者チームの主将である男は、大きくてややなだらかなその肩にプライドを背負っていた。

男は、このうだるような暑さ、前日のチャンピオンズリーグ決勝観戦による寝不足、そして焼酎の飲みすぎによる三日酔いももろともせず、大一番を前に試合前のミーティングに熱を込めた。

「前半は0-0で行こう、後半にきっとチャンスがある」

9時40分、試合開始の笛が鳴る。対戦相手のメンバーが揃わず予定より10分遅れだ。

前半5分、開始から布陣をコンパクトに保っていたSFCのDFとGKの間に相手のロングボールが入る。前世はFWの男Hinが果敢に飛び出すも、競り合いで相手FWの前にボールがこぼれ落ち、ボールは無人のゴールへ吸い込まれていった。

ややアクシデンタルな開始早々の失点により、スコアは0-1となる。だが、シューターズ戦士達の切り替えは早い。そして、背負う男の声が響く。「まだ時間は充分にあるぞ!」

前半8分、ボランチの青柳がやや離れた位置からFKを見舞う。惜しくも枠を外れたが、ここから徐々にシューがボール支配率を上げていく。

中盤右サイドでの攻防が続く。上水から駆けつける男倉田、日本語ツカエル男Pan、豊富なスタミナを売り歩く男坂本を中心にSFCが押し込んでいくが、幾度となくサイドラインへボールを逃がされる。アメフトのような展開。いや、誰もヘルメットはかぶっていない。

今日はCBをこなすSFCを知り尽くす男東園、そして鉄壁の男三竹が安定感を発揮し最終ラインで相手の攻撃を弾き返す。Delightな男小泉、神の手を持つ男岩井が前線で積極的に動き回るが、なかなか縦パスも繋がらず、ジリジリした展開が続く。

前半29分、鉄壁の男三竹から丁寧に上げられた前線へのフィードに合わせた男が、ゴール右側へのシュートでネットを揺らす。キーパー触れずっ! いや触らず。。。オフサイドの笛はすでに鳴っていた。

審判から、「われ、次もやったらインペルダウン(編集部注:架空の監獄のことだそうです)へ送るぞ! ボケ!」と指導を喰らったその男は、笑って誤魔化す男River Edge(編集部注:「川」の「端」。いや、念のためね)であった。

その1分後、River Edgeが交代。岩井、小泉も道連れに。この中年隊に替わって投入されたのは、ジャニーズの新ユニット、マッチ(本町)、ミキヤ(木村)、オッチー(越智)の新生少年隊であった。デビュー曲の「仮面舞踏会2012」はミリオンを軽く超えているとか。

ハーフタイム、背負う男から檄が飛ぶ。「後半は30分。時間が無い、初めから飛ばしていけ!」

そう、だらだらした相手チームのせいで試合開始が遅れたことにより、グランド使用の終了時間が迫っていたのだった。1点ビハインドの中、SFCは時間だけでなく、管理人の制服おばちゃんの視線との戦いも強いられることとなった。

一方、夏風邪で高熱の体をおしてベンチ入りしていた心も体も熱い男橋本は、各メンバーの発言を引き出し、戦術の整理を促す。全快を待つ。そこへ、SFC日本支部からの強力助っ人が美しい花嫁を連れて登場する。往年のシュー戦士かつ新婚ホヤホヤの男西尾の凱旋であった。幸せオーラがひととき、ベンチを包み込む。
 
後半は、花嫁の前で玄人の技を見せてやると息巻く西尾に加え、40歳を越えてなお走れる男理論派山下と財務諸表を読みながら走れる男会計派松本が参戦。パパな男達千葉、長谷川も家族を引き連れこの大一番に声援を送る。

試合再開後、SFCの怒涛の攻撃が始まる。後半6分、クロスに本町が合わせるが惜しくも枠を逸れる。その2分後には、相手ゴール前の混戦からこぼれ球をマッチが強烈なシュートを放つもGKの正面に。

ロングパスと中盤での繋ぎを組み合わせ、押し気味に試合を運ぶシューターズ。カウンターを喰らっても、東の園にそびえ立つ三本の竹が立ち塞がり、現世はGKで食っていきますHinが見事なセーブでゴールを割らせない。後半に入り、さらに運動量を増してきた冷静と情熱を併せ持つ男渕脇がボールを落ち着かせ、うまくためを作り、青柳、松本が前線へ配球する。

後半10分、淵脇→木村→松本と流れるようなボール運びから、クロスがマッチの元へ渡るもゴールならず。後半12分、ハッピービームで敵をなぎ倒す西尾が右サイドをワンツーで崩して、ゴール前まで駆け上がり、凱旋シュート(玄人の技)を打つが、惜しくも決まらず。

後半18分、後半早々に負傷した足をかばいながらもプレーを続けるオッチーこと快足の男越智が折り返したボールを、マッチこと突破する男本町が左足でジャストミート。しかしGKがキャッチ。

その後立て続けに、スローインからのボールを受けたミキヤこと音速の男木村が音速ドリブルで2人を抜き、ゴール左側角度の少ないところから音速シュート。GKが弾いてコーナーへ。あの速さ、バイクには跨っていないように見えたが……。

コーナーキック後、ゴール前の混戦で相手選手が顔を負傷、動けなくなる。相手チームは時間をゆっくりと使う。それに付き合う審判……。SFCには時間がない! 業を煮やした背負う男は、「Get out!!」と叫び続ける。

ここからやや荒れ模様に。時間がないSFCは全員で押し上げ、さらなる猛攻を仕掛ける。

「このままでは終われない。」

誰もがそう思っていた後半28分、松本の計算され尽くしたスローインが敵陣中盤で前線を俯瞰していたその男に渡る。

青いイナズマ男こと青柳がキタ!

密集した敵を避け、うまくフリーでボールを処理したイナズマ男は、まるでFKを蹴るように、優雅に左足を一閃。20mはあったか、電光石火のギュンギュン曲がるシュートは山下のヘッドもGKの手もかわし、ゴール右隅に直接突き刺さった!

ぐおおーーーーーるっ!! 残り2分の劇的な同点弾で追いつき、スコアは1-1に。「いつか決めるぜイナズマしゅううっとおー!」、翼世代の少年達の挨拶はいつもこれだった。

「もう一点!」

勝利を最後まで諦めないSFCは気力を振り絞りたたみ掛けるが、職務に忠実な制服おばちゃんがプレー中のピッチに乱入、無情にもそこで試合終了の笛を聞くこととなった。

2012年5月20日午前11時、SFCの2011-12 FFLは幕を閉じた。

最終戦で勝利は飾れず、リーグ5位の目標にはあと一歩届かなかったが、もう一つの契りであった「勝率5割」は見事実現。これら2つの目標を前幹部が明確に示し、現幹部が浸透を推進し、選手各自が自分のこととして達成を追及し続けてきた。この事実が、昨年最下位から得失点差での6位へのランクアップを成し遂げた原動力となっていることは言うまでもない。

加えてFFLカップ優勝も手に入れた。SFCはFFLの歴史にしっかりと足跡を刻み、今期限りでFFLを去ろうとしている。

「俺達は成長している。」
試合終了後、光る汗を拭いながら選手達は口々に言った。

We are crazy about football! No one can stop us!
We are Shooters!!

To be continued…

文/川端勇介


〈試合結果〉
SFC 1-1 TWF
(68分 青柳)

〈今季リーグ最終成績〉
6位 勝点21 5勝6分5敗 23得点26失点

〈チーム得点ランキング〉
[リーグ&カップ]
1位 Kwan   6得点
2位 本町知貴 5得点
3位 長井真悟 4得点
4位 木村幹也 2得点
   青柳隆浩 
6位 川端勇介 1得点
   岩井充彦
   Hin
   原 仁志
   坂本桃太郎
   二宮義和
   小泉 創
   松本桂一

[香港J-League]
1位 木村幹也 1得点
   Kwan
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