Shooters FC
We are crazy about football! No one can stop us! (日本人サッカーチーム in 香港)
2013-14 Legal League CL Group D vs USRC Power 2013.12.6 @Kings Park
2013年12月24日 (火) 11:38 | 編集
Kick off: 20:30
気温: 12℃
天候: 晴れ

〈布陣〉
          Pong
         (間野泰光)
         (吉泉光一)

  坂本桃太郎   井川洋一    Kwan
 (山下 猛)   (名取一樹)  (Kevin)

       加藤新竝  原 仁志
       (Berry)(福士貴幸)

 星 哲史  吉村康弘  齋藤 弘  西井敏之
(丸岡大介)

           Hin

〈レポート〉
今年の香港は寒い。この日の夜も厳しく冷え込んでいたが、それでも日本と比べればサッカーには適した気候だと、今日もボールを蹴れることに感謝しながらピッチへと向かう。平日にもかかわらず、サッカー馬鹿が19人も集った。喜ばしいことである(いや、真剣に活動しているサッカーチームなら当たり前か……)。

相手にとって不足なし。Legal League 1部で常に上位につけるUSRC Powerである。試合前のアップをしながら相手の様子を伺うと、マイペースなのか、はたまた、なめられているのか、簡単なボール回しだけで適当に済ませている印象だ。

キックオフ直前、ポジションについて相手コートを見ると、体格のエグいこと、エグいこと。特に2トップは、フランス人か? 東欧か? 何人かは不明だが、ヌワンコ・カヌー(編集部注:元ナイジェリア代表FW)並みの背丈の白人(編集部注:元フランスU-21代表選手という噂も)、そしてこれまた足の速そうな、まるでダニエル・アモカチ(編集部注:元ナイジェリア代表FW。西井は90年代が好きね)かと思わせる、アフリカ系の選手が今か今かと、ホイッスルを待っていた。

試合開始早々3分、中央から加藤がロングシュートを放つ。これはクロスバーを越えてしまったが、前半のリズムを掴むきっかけとなる。相手はやはりアップ不足なのか、攻撃に迫力がなく脅威を感じない。守備面では吉村と斉藤のセンターバックが軸となり、しっかりラインをコントロールしながら、激しい競り合いにも勝って、相手の自由を奪っていた。12分にこれも加藤がゴールキックからこぼれたボールをボレー気味にミドルシュート。キーパーの正面に飛んだが、依然として勢いはシューターズにある。

ところで、偶然にも「Shooters」と刺繍されたユニホームを着用していたこの試合の主審は、ヘタクソな笛ばかり吹いて、相手の明らかな吉村に対するアフターチャージを何度もスルーしていた。試合前の挨拶で、「I will judge for you, Shooters! Hahaha」と笑っていたのは、何だったのか……。

続く17分には、左サイドから坂本がドリブルで崩しPongへのスルーパス。キーパーと1対1となるが惜しくもキーパーの果敢な飛び出しに阻まれてしまった。

その後からだろうか、徐々に相手が牙を剥き始める。ディフェンスラインからのゆっくりした組立てから、ボランチを経由しサイドへ展開。体格の優る2トップに当ててから、的確なワンツーで左サイドをエグられて、シュート。GK Hinがはじいたところを、トップの黒人(アモカチ)に冷静に押し込まれ、先制を許した。

開始から、しっかり守備をし、要所要所で攻撃ができていただけに、大して気にする失点でないのに、私を含め気持ちの切り替えがうまく出来なかった選手は少なくなかっただろう。その隙を突かれたのか、続く19分に左サイドから中央へドリブルで突破され、最後は冷静に流し込まれ、2失点目を喫する。

相手に主導権を握られ、終始ボールキープをされていたが、シューターズも相手のトラップミスやパスミスを見逃さず、激しいアプローチでチームとしてプレスをかけ、ボールを奪って攻撃を仕掛けていた。ただ、守備➝攻撃、攻撃➝守備に切り替わるタイミングで、前半中盤あたりから互いの最終ラインが間延びしてきており、相手のボール回しに後手を踏む状況が長く続いた。ボランチは相当な運度量を強いられていた筈だ。

そのまま、前半が終了し、戻ってきた選手の表情は、思ったよりも「行ける!」と意気込んでいる選手がほとんどであった。しかし、井川からの「実際、2失点していることを忘れるな」との掛け声で、あくまで我々が「勝負」に拘っているのだ、ということを再認識させられた。

気を引き締め、後半に臨むシューターズイレブン。ボールキープ率の勝る相手にも、持ち前の気迫でしっかりとした守備から、カウンターを実践していた。また、Hinのロングキックから、セカンドボールを拾い左サイドの加藤&井川のパスワークから幾度かチャンスを作っていた。

サッカーの内容で言えば、相手が一枚も二枚も上回っていた筈だ。誤解を恐れずに言うなら、相手は「大人のサッカー」である。しかし、なかなか追加点が奪えずにいる。なぜか? おそらく、相手にとって、シューターズの厳しくハードなディフェンスが嫌だったに違いない。また攻撃にしても、じっくり組み立てて崩すスタイルでなく、ロングボール主体にこぼれを拾って展開し、攻め立てるスタイルに戸惑っていたのではないか。何よりも、センターバックの2人(吉村・斉藤)の存在が大きかったと思う。

後半半ばに差し掛かり、相手にも疲れが見え始めてくる。55分、このところ得点が続いている井川が、Hinからのロングキックが「こぼれるところを狙い」(井川)、実際に相手DFがミスしたところにいち早く追いつき、倒れ込みながらも右足を合わせて1点を返す。

あと1点で同点。チームの気持ちは一つになり、ベンチからの声も途絶えることがなかった。体力的に限界の見えた選手を流動的に入れ替えながら、一進一退の攻防を繰り広げていたが、終盤になって中盤のアフリカ系選手が尋常でないオーバーラップをしかけ(それはまるで、98年仏W杯のティジャニ・ババンギダのようであった[編集部注:いや、ホントに90年代のナイジェリア人が好きねえ])、絶妙なセンタリング。その時点でほぼ得点になっていたと言っていい。クリアーが浅かったところをしっかり押し込まれ、土壇場で失点。1-3のまま、試合終了のホイッスルが無常にも鳴った。

通用しない相手でなかっただけに、またメンバーも揃っていただけに、悔しい敗戦であった。やはり、思うのは、メンバーを揃えることの重要性。そのためにも、日頃の各自の調整が重要になってくる。シューターズのプレースタイルから考えて、個人が体力的に問題を抱えては、チームとして機能しないし、今後2部の上位チームには勝てない。

我々がプレーすべきなのは、2部ではなく1部だ! その意識を忘れてはならない。

文/西井敏之

〈試合結果〉
Shooters 1-3 USRC Power
(井川 50分)

〈今季成績〉
2013-14 Legal League Champions League Group D
4位 勝ち点4 1勝1分2敗 得点8失点9

http://www.legalleague.com.hk/seasons.php

〈今季チーム内ランキング〉
【得点】
1位 越智公大  8ゴール
2位 井川洋一  4ゴール
3位 坂本桃太郎 2ゴール
   Kwan
5位 松本晴人  1ゴール
   間野泰光
   倉田昌彦
   齋藤 弘

【アシスト】
1位 Kwan    2アシスト
   越智公大
3位 松本晴人  1アシスト
   今井雄一郎
   Pong
   名取一樹
   井頭英信
   井川洋一
   石黒敬司
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