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Shooters FC
We are crazy about football! No one can stop us! (日本人サッカーチーム in 香港)
2013-14 Legal League Div 2 第15節 vs SiHK 2014.3.1 @Tsing Yi North East Park
2014年03月14日 (金) 16:51 | 編集
Kick off:16:30
気温:15℃
天気:晴

〈布陣〉
        井川洋一  越智公大
       (副島洋介)(川端勇介)

     加藤新竝  福士貴幸  間野泰光
    (石黒敬司)(鈴木 周)(坂本桃太郎) 
                (二宮義和)
           吉村康弘

  内野航平  吉泉光一  工藤晋一  倉田昌彦
 (山下 猛)   (田口聖教)   

           益山秀人

〈レポート〉
ピッチ内外で様々なことが起き、非常に後味の悪い2-5の大敗を喫してしまった第15節のSiHK戦。今回は「試合の流れ」に焦点を合わせて試合を振り返り、考察していきたい。

[総評]
サッカーはある1つのプレーが試合の流れを変える。いいプレスだったり、得点だったり、ミスだったり、選手交替だったり──。この試合では、それが顕著に表れた。

[間合いを切る]
空手を始めとする多くの武道において、向かい合った相手との隔たりを「間合い」と呼び、組手ではこの間合いに「入る・出る」を繰り返して互いに攻撃の機会をうかがう。「空手において一番大切なのは、間合いを切ること」。私の師匠が常に口にする教えだ。

[間合いを切る・その1]
攻撃を仕掛けるということは互いの手足が届く、言わば相手の間合いに入ることでもある。攻撃直後、そのまま相手の間合いに居ついてしまうと必ず反撃を受ける。ゆえに、いかにして間合いを切り、構え直すか(残心)が大切である。

サッカーにおいても同じだと思う。前掛かりになれば、カウンターを食らうリスクが伴う反面、攻撃をシュートで終わらせることができれば「間合いを切る」ことができる。

[間合いを切る・その2]
相手が攻め込もうとして、ジリジリと間合いを詰めてくる際に、肩透かしのようにスパッと間合いを切ることもまた、反撃に転じる機会と空手では教えられている。

前置きが長くなってしまったが、今回の試合で我々ができなかったことは、前半28分に1点を返されるまでの数分間、間合いを切らずに、ごくごく普通にサッカーをしてしまったことではないだろうか。

[試合展開]
試合開始5分、井川の高い位置からのチェイスによりスローインを獲得。素早いリスタートから越智がシュート。ここからShootersへ流れが傾く。

8分、センターサークル付近でFKを得る。吉村が相手の壁の裏に落ちるボールを送り、タイミングよく壁の裏に走り込んだ井川が触れ、それを間野が押し込み先制する。その後もゴールキックやクリアボールが越智に収まり、SFCがゲームを支配する。

しかし16分、センターサークル付近で相手にボールを取られ、DFの裏にスルーパス。快速FWが頭一つ抜け出して、豪快にシュートを放つが枠の外へ。このプレーから徐々にSiHKに流れが傾き始める。

それでも22分、右サイドの高い位置でFKを得ると、越智が放った精度の高いクロスを工藤がゴール前でダイレクトに合わせて、嬉しい追加点。

誰しもがこのセットプレーで、相手に傾きかけた流れを断ち切れたと思った矢先の24分、相手の右DFからのアーリークロスを頭で合わせられあわや失点という場面が訪れ、せっかく取り戻した流れを失ってしまう。

そして28分、相手が左サイドからスローイン、クリアのこぼれ玉を拾われ、ミドルシュートを浴び失点。そのまま2-1で試合を折り返すことになる。

悪い流れはそのまま続き、後半の35分間でSiHKのシュート12本、クロス/スルーパス7本に対して、Shootersはそれぞれたったの1本ずつ、まったく見せ場を作れないまま大量4失点を喫して惨敗。前半とは全く別のチームになってしまった。

[結論と考察]
繰り返しになるが、2点目を入れた後の22分から失点する28分、この6分間に、相手に傾いてしまった流れを断ち切れなかったことが、今回の試合の敗因の一つではないだろうか。

では、どうしたらもっと賢く、時にはしたたかに試合運びができたのだろうか。私なりに考えを巡らせてみたい。

[選手交代]
まず考えられることは選手交代であろう。交代を告げるとこで試合は一旦止まる、各自が呼吸を整え、冷静さを取り戻す時間を与え、交代する当人達も(許される範囲内で)若干の時間をかけて交代することができれば、時計の針は進み、2点差という状況も助け、きっと相手はイライラし出したに違いない。

通常のセオリーだと、マイボールでプレーが切れた際に選手を交代するが、このような押し込まれた場面では、なかなかマイボールでプレーが切れない傾向がある。守備系の選手の交代はリスクを伴うため好ましくないのは間違いない。しかし、場合によってベンチは、思い切って相手ボールでプレーが切れた時でも、攻撃の選手に限定して、交代をするということも検討できるのではないだろうか(交代人数に制限のないリーグゆえ、実現可能な手法)。

[リプレー]
2つ目は、スローイン、ゴールキックなど、リプレーの際にいつもよりちょっとだけ(許される範囲内で)時間をかけることが考えられる。例えばマイボールのスローインの際、最初にボールを手にした人から、別のスローアーへ1回変わるなど、やりすぎは遅延行為になってしまうが、これもまた、間合いを切る有効な手段であると考えられる。

[ファウルを受けたら]
3つ目は、もしもファウルを受けたのであれば、各々の演技力次第ではあるが、これもまた若干、ほんのちょっとだけ痛がって立てないふりをするなど、立て続けに攻撃されているプレーを切るために、有効な手段ではないかと考える。

最近の活動では守備・攻撃時の戦術に関する活発な意見交換が行われ、現に試合の随所で良い形を作れている。しかし、どんなチームでも70分間を通してコンスタントに良い形を作り続けていくことは困難であり、試合の流れが相手に傾いてしまう時間帯は必ずある。

そういった時に、キャプテンやベンチの指示の下、メンバー全員で方向性を共有し、試合進めることができれば、勝てる試合も増えてくるのではないだろうか。

無論、チームの中には、このような姑息な手段を使ってまで試合に勝ちたくないという意見もあれば、それも尊重したい。これら全てを含め、今回の結果をきっかけに、より活発な意見交換が行われることを期待したい。

※筆者注1
本レポートは、前節にて緻密なデータ分析を用いて、マッチレポの新境地を切り開いた西田氏からの情報提供により成り立っている。鈴木は何もしていないに等しい。

※筆者注2
また、試合後に交わされていた内野・二宮両幹部の話をほとんどの部分で引用させていただいた、平たく言えば盗作である。

※筆者注3
エラそうなことを書いておきながら、鈴木はまだ空手2級である。

文/鈴木 周

〈試合結果〉
Shooters FC 2-5 SiHK
(間野 8分、工藤 22分)

〈今季成績〉
2013-14 Legal League Division 2
8位 勝ち点14 3勝5分7敗 得点25失点35

http://www.legalleague.com.hk/seasons.php

〈今季チーム内ランキング(全公式戦)〉
【得点】
1位 越智公大  11ゴール
2位 井川洋一  4ゴール
3位 坂本桃太郎 2ゴール
   Kwan
   間野泰光
6位 松本晴人  1ゴール
   倉田昌彦
   齋藤 弘
   山下 猛
   工藤晋一

【アシスト】
1位 越智公大  3アシスト
2位 Kwan    2アシスト
   井川洋一
4位 松本晴人  1アシスト
   今井雄一郎
   Pong
   名取一樹
   井頭英信
   石黒敬司
   加藤新竝
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